雑記 エニアグラムと自己分析(と他者評価)
記事を書き始めようとして思ったんですが、サムネに使っているネズミの服の構造何かおかしくない?前がけスタイルなん?
まあそれは良いとして、この記事は結構前にエニアグラムのセミナーを経て自分のタイプを深掘りする機会があったので、当時を振り返った雑記です。
エニアグラムのセミナー自体は様々な団体や個人が行っています。エニアグラムには学会はあれど公式という概念がないので、お好みのセミナーを選ぶことができます。
エニアグラムもWEB診断だけにとどまらずしっかりと核となる「動機」を探らなければなりません。
そのためには、どこかの記事にも書きましたが自分を深掘りする実際的な経験が必要であることはエニアグラム学会や某エニアグラムに詳しいサイト管理人様がWEBサイトで述べていました。
かくいう私もエニアグラムは初めて詳しく深堀りした類型論でした。とはいえ、ネット上の情報を集めたりするだけできちんとした深堀りや客観的な意見を聞いたことはありませんでした。
冒頭で述べたセミナーを経て、自分のタイプに見当がついてきました。
おそらくタイプ4の可能性が濃厚です。
このnoteではタイプ9やタイプ5というWEB診断の結果が出がちで、ましてやハートセンターなんて重視してないんじゃね?という感じでしたが、そんなことはありませんでした。
エニアグラムのタイプ自体も表面の行動だけではわからない部分が大きく、MBTIと同様「動機」が肝になります。
何故そう思うのか?何故それをやってしまうのか?という動機を深堀りしていくと、エニアグラムで定義されている9つの動機のうちどれか1つが見えてきます。
動機を探るためにはいろいろな側面から自分を見つめ直したり、過去のこと(幼少期のことなど)を思い出す時間が必要です。
当時受けたセミナーには、エニアグラムに詳しい指導員さんの他に人事的な職業に就いている方もいらっしゃいました。つまり、自分より人を見ることに長ける人がいるわけです。
初心者の方はもちろん、そういう方たちと共に自己分析をしていく中で客観的な評価を頂けたのはかなり大きな経験でした。
私のことを最初からタイプ4として見ていた人も居ましたし、一見明るく見えていたことからタイプ7も入っていると評価していた人も居ました。
ですが結局私の話の内容的にはタイプ4っぽさが際立ち、他のタイプよりもしっくりくるという意見も頂きました。
タイプ4の動機は「個性的でありたい」。
自分ならではの独自性を用いて感動を味わいたいタイプ。自分らしさを実感できなければ意味がない、という感性を大切にする人たちです。
ウイングについては深堀りしていませんが、3の可能性大。
当初は話の論理性や美観へのこだわりの無さからウイング5という意見もありましたが、表現の仕方やし外部への開放性などがかなり3要素が強いらしく、深堀りした結果や態度や動機が3の方に傾いていることから4w3ではないかとの意見を多数頂きました。
オーバーなリアクションや表現の仕方が結構ウケてました(素でやってるんですけど)。
4w5は所謂「内向的」な態度が強まり、自分から率先して話したり外部にアピールすることは少ないそうです。
4w3の場合は大体逆なんだそう(雑)。
論理性に関しては、タイプ4の両隣(タイプ3とタイプ5)が「合理タイプ」という側面を持つため論理性を兼ね備えることは不自然ではないとのこと。
美観に関して「こだわりが無い」というよりは、一般的に美しいとされるような美(西洋美など)よりは東洋美(中東〜アジアなど)の方を個人的に好むため、マニアック・グロテスクなものを好むウイング5との混同が生じたのかも?と個人的に思いました。
ウイングに関してもエニアグラムのタイプと同じく「比率」があるようです。大抵はどちらか一方へ傾きますが、「両翼説」のようにどちらも使用可能等、バランスには個人差があるようです。
生得本能(本能サブタイプ)に関しては、「自己保存(sp)が低い人」の特徴にもろに当てはまり、自己保存(sp)だけは違うと感じました。
まるでサイコソフィアの4Fみたいです。
セクシャル(sx)かが優位で、残るソーシャル(so)が補助となりました。
タイプ4のセクシャルは攻撃系面倒くさい代表、ソーシャルは弱点晒しちゃう系プリンセスみたいな…。自己保存はカウンタータイプであり不屈のクマムシ系らしいよ。
しかしながら実態は苛烈だとか弱気だとかそんな感じではない人も多く、私の場合同じタイプ同士よりは同じ本能の人とかなり話が合いました。
教わった限りだと、各本能型は9タイプに共通する唯一の型とのこと。
というと、仮にトライタイプでも本能は同じ、
結局何が言いたいかというと、
・ネット上や本だけの知識に留まらず、実践的なアプローチは重要である
・自分だけでなく、親しい人や詳しい人等の客観的な意見や違いを知るための比較も重要である
ということです。
自分を知るためには他者という鏡が必要であり、自らの動機(無意識部分)を突き詰めるきっかけにもなるということをセミナーでは実感しました。