エニアグラム診断結果(Advanced Personality)
海外の診断サイトによるエニアグラム診断。
Advanced Personalityは様々なパーソナリティテストを扱う診断サイトのようです。
エニアグラムをはじめ、認知機能テストやサイコソフィアなんかも取り扱っているようです。
しばらくはこのサイトの診断結果について記事を書こうと思っています。
まずはエニアグラム診断にチャレンジです。
画像は日本語に翻訳したものですが、白字の前の文章にご注目下さい。
「このテストは、エニアグラムのステレオタイプ的な解釈を扱うのではなく、オスカー・イチャゾの元の理論に基づいています。」
オスカー・イチャゾといえばエニアグラムを体系化したいわば元祖に近い存在です。
イチャゾを含むエニアグラムの歴史はウィキペディアでも見ることができます。イチャゾが幽体離脱?したり日本の武道やったことがあるっていう話には笑った。
日本でよく知られているのは、日本エニアグラム学会が扱うリソ&ハドソンのものでしょう。エニアグラムにも、イチャゾからエニアグラムを教わった精神科医のナランホのものなど様々な理論があります。
この診断は一般的に知られた理論を用いていないということになります。イチャゾの理論、全く知りません。
なにげに18歳未満の人には向いていないんですね。
18歳未満はまだ成長過程だし、ある程度成熟していないと正確さも伴わないのでしょう。
バージョン情報や言語選択もできます。
設問数は画像の通り約130問です。特に難しいところはありませんでした。
結果はこちら。
自我3…?
ちょっと待ってくれ、俺のエニアグラムタイプは4のはず。実はエニアグラムのセミナーにも参加したことがあり、内省やワーク、客観的な評価もあってタイプ4に落ち着いた経緯があります。
ウイングを適用するなら3なので、まあ納得はいくが…。
7と9が高いのは分かる。他のエニアグラム診断でもそうだった。
でも4が思ったより低いぞ?というか5って「社会的交流」って感じだっけ?SX5とかSO5のことでも書いてるのか?何かおかしくない??
狼狽えたフリ終了。
冒頭でも述べた通り、このエニアグラム診断はイチャゾの理論をベースとしており、よく知られたエニアグラムとは一味違います。
私がタイプ4だという話はリソ&ハドソン版における分類です。
結果画面の「本能と領域」欄を見ればよく知られたエニアグラムの定義と違うのはちょっと知ってる人なら分かるはず。
画像でいう「一次的固定自我」がメインのタイプ、
「トリフィックス(トライフィックスのこと)」は3-7-9、「トライタイプ」も379。
トライフィックスはイチャゾ氏考案で著作権がなく、トライタイプはキャサリン・フォーブル氏の著作物です。
キャサリン氏のサイトを訪れれば分かりますが、イチャゾ氏との交流もあったようです。トライタイプもトライフィックスを参考にしてるっぽいですが、定義が異なるそう。
各結果の定義は結果画面下部で見ることができます。
タイプの解説は結果ページではなく、「百科事典ページ」から確認することができます。
ご覧になって分かる通り、日本で知られているエニアグラムの解説とは既に異なります。各タイプ「タイプ」ではなく「エゴ(自我)」とされ、各自我の解説も「タイプ」とは異なります。
各自我やグループが象徴するものもだいぶ異なります。
解説は各自我タイプをクリックすれば見ることができます。
自分は「3」だったので解説に目を通してみましたが…
これは冒頭の解説ですが、ここだけでもよく知ってる3と4を混ぜたような…そんな内容です。
内容が自分と合ってるか?と言われると…まあ合ってるかもしれません。人前だとそんな感じかもしれない。笑
トライフィックスの一部である7と9の解説も確認しましたが、やはりよく知ってる7や9ではありませんでした。
古典的なエニアグラムを用いた診断ですが、個人的には逆に新鮮な診断でした。
現代のエニアグラムときちんと分別できるのであれば、十分に楽しめる診断なのではないでしょうか。