濃恋僧

初めまして! サクッと恋をしたくなる作品を書けたらと思います。 是非フォローお願いします!

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最近の記事

『枕』

彼氏の家の枕が1番好き。 自分の家で使ってる枕より好き。 彼氏がトイレ行ってる間に枕の匂いを嗅ぐのが好き。 そんな私は変なのか。 好きなのだから変じゃない。 今日も枕の匂いを嗅ぐ。 まーくん「何してんの?」 嗅いでるところ見られてしまった。とても恥ずかしくなりながら正直に答える。 私「匂い嗅ぐと落ち着く」 彼氏もハニカミながら 彼氏「わかる。俺も結が帰った後枕の匂い嗅いでる」 私「え!やだ臭くない??」 彼氏「落ち着く」 私たちは変なのか? 好きな

    • 『鏡』

      鏡を見るときは大概誰かのため。 周りの人に良い印象を与えたいから。 周りの人に可愛い、カッコいいと言われたいから。 僕は好きな人とご飯を食べるとき紙ナプキンで口を何回も拭いて、したくもないのにトイレに行っては鏡の前で髪チェック、鼻の穴チェック、歯のチェックをする。 今日も僕は好きな人、同じ会社の同僚の南さんとご飯を食べていた。 僕「ごめんトイレ行ってくるね」 南「トイレ多いよね!」 僕「本当近いんだよ!」 嘘。なんなら遠い。 鏡で全てチェックした後、わざと少し手

      • 『好きな人』

        僕は普通の県立高校の2年A組竹中優斗17歳。同じクラスの斉藤まなみが大好きである。 斉藤に何かしら理由をつけて毎日電話をしている。勉強を教えてくれ、好きなアニメを教えてくれ、後輩の愚痴を聞いてくれ、など。 そして今日は決意を決めて好きな人を聞こうと思う。 竹中「もしもし!ごめん今いい?」 斉藤「はーい!大丈夫だよー、どうしたの?」 竹中「好きな人いるの?」 斉藤「え!?いきなりだね!!」 確かにと思った。気持ちが前に出過ぎて唐突に言ってしまった。 竹中「いや、

        • 『ドライブ』

          免許を取り立てで「どうしても運転したいと」バイト仲間で同い年のヤマを誘った。 ヤマ「いいぜ!女の子も呼んで行こう!」 バイト先の1つ年下咲と楓をさそって4人でドライブに行く事になった。 咲「絶対事故らないでくださいよ!」 僕「もちろん安全運転で行くよ!」 咲「初心者マーク恥ずかしいっすね」 1つ年下の咲はバイトも一緒で大学も同じで 距離感が近い分生意気である。 楓「ドライブ初めてだから楽しみです…ね?咲」 楓は咲の幼馴染で控えめで少し照れ屋さんな女の子 咲「

          『傘』

          街中で傘を刺してない女性を見ると貸したら好きになってくれるかな? 連絡先教えてくれるかな? そんな事を考えてしまう。 そして今日も雨。 傘を刺さずに横を通る女性を見ながらそんな事を考えていた。 その時駅の入り口で空を見上げて困ってる女性がいた。 僕はその時は何も考えず自然と 僕「傘あげますよ?折りたたみ傘あるんで!」 と女性に声をかけた。 驚いた目をしながら女性はこう言った 女性「いや、大丈夫です」 とても恥ずかしかった。 断られた時の想定をしていなかっ