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福山 発屋 part.5

廃墟で青田典子と


20代の頃は、相変わらずムラムラしていた。その日もポプラ周辺でブラブラしていた。客引きを選ぶようにして、より怪しい客引きを探していた。ポプラの駐車場で若いカップルが手を繋いで歩いていた。俺はなにをしているんだ、と虚しくなるということはなく、むしろカップルの女の生脚を見て興奮度を高めていた。いわば街ゆく女を前菜にしてジロジロ眺めていたのである。

がっしりした客引きに声をかけられる。40分14,000円です、女はキレイですよ。相場は40分12,000円だったので少し高めではあった。その分良いんだろう、と何も考えずにokしてしまう。

客引きに付いていくとボロボロ以上の一軒家の廃墟に連れてこられた。いや、大丈夫だろうが、大丈夫だろうか。for rent の看板がある。不動産屋と結託しているのか。ギシギシ音がする階段を登って暗い部屋に行く。灯りが見えてストーブをたいていた。女が体育座りをしている。かなりきれいめの女性だ。青田典子の綺麗バージョン。こんな娘とやれることに感謝する。

青田典子と同じく、ギャルっぽいバカみたいな話し方だった。当時は特に女の内面はどうでもよく、身体が重要だった。胸はあまり無いが、若くてむっちりした身体は悪くなかった。おそらくクンニをした覚えがある。女は感じ始めて本番中も何度か声を漏らしていた。バックで突くたびに尻がプルプル動くのを見て興奮して発射。しかし、何か変な匂いがする。ゴミ箱からなんとなくその不快な匂いがくるので、もしかしたら客のザー汁まみれのゴムとティッシュなのかもしれない。シャワーもないこんな不衛生な場所で女は狂わないのだろうか?結果的には無くなって良かったのかもしれない。



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