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6月30日は私が初めてお姉さんになった日

私に弟が生まれた時は5歳でした。当時は兵庫県に住んでいました。
ずっと一人っ子だった私は赤ちゃんが生まれる事が楽しみでした。毎日母の大きなお腹を触って赤ちゃんに話掛けてました。
本来は7月4日に出産予定でしたが、かなり大きかっため注射を打って早めに出産する事にしたそうです。
母が出産前には祖母が家事と私の育児の為に私達の家にきました。
母が病院に行ったのは夜中の0時以降でした。私は何も気付かずに寝てました。
朝普通に起きた時は母の姿がなく祖母に「お母さん病院に行ったの?」と言いました。祖母は「お母さんは病院だよ。赤ちゃんが無事に生まれたのよ。今日幼稚園から帰って来たら赤ちゃんに会いに行こうね」と言われました。
私としては母がいない生活や祖母と二人だけで過ごす事が初めてでした。
私はその日はいつもよりもハイテンションで幼稚園に行きました。幼稚園が終わったら母と赤ちゃんに会える事で胸がいっぱいな気持ちでした。
幼稚園から帰った後に即父と祖母で病院に向かいました。
私は早く赤ちゃんに会いたい気持ちが押さえれなくなるくらいでした。
病院に着くと生まれたばかりの赤ちゃん達がいる所へ行きました。その日はガラス越しのみの対面でしたが私はドキドキしてました。
看護師さんがベッドごと赤ちゃんを連れてきた時に私は生まれたばかりの弟を見て「あの赤ちゃんが私の弟なの?凄く可愛い。」と興奮してました。弟を見た瞬間「私は本当にお姉ちゃんになったのね」と一瞬で心が変わりました。その時弟の右手がパーの形で開いてましたが、親指から順番にグーの形にするかのように手が動いてました。私は弟を見て元気そうな赤ちゃんだと思いました。弟はムチムチしていて赤ちゃんらしい体型でした。
初日はほんの少しの対面でした。祖母からは「明日以降は毎日赤ちゃんに触れる事が出来るからね」と言われて帰りました。
その日から一週間は父と祖母と私の3人での生活が始まりました。
翌日以降に祖母と初めての二人きりの過ごした時間はバタバタしてました。
また明日投稿します。

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