「10FEET」って何ｃｍ　その3 ～第ゼロ感～

正直、初めて配信でアップされた時は
ピンとこなかった
その後「FIRST　SLAMDUNK」の
主題歌になると聞いて驚いた

ここまで来たかと・・

驚きはそこからさらに加速した
映画の大ヒット、エンディング曲から挿入歌、

さらに日本でのバスケットの
ワールドカップが開催されたことが
トリガーになりバスケットの
テーマソングのようになり
町中至る所でよく耳にするようになった
そして2023年紅白出場

10FEET知らずともどこかで一度は
耳にした人がほとんどじゃないか？

一気に10FFETが本当にメジャーになった
瞬間をこの目で見た

「きっかけ」とはこのように始まり　
火がつくのかと驚き、感心した

2007年、結成10周年で始めた「京都大作戦」
そのころは日本のバンド発信での野外フェスは
皆無で、フジロックやサマーソニックが
主流だった

スマホがまだなかった時代だ
たまたま京都で住まいの近く
京都人なら一度は行ったことがある
宇治の太陽が丘で聞いたことのない
10FFETというバンドが野外フェスを
やると噂で聞いた

その時初めて10FEETの名前を知った

メンツをみたら人気どころのバンドがちらほら

とはいえその年はサマーソニックで行くので
わざわざ行くほどでもないかとスルーした
しかも結果台風で中止って！
なんだこいつらは・・？という印象で
しかなかった

翌年、リベンジ開催
相変わらず10FEETのことは知らないが
メンツが良すぎるので初参戦した

ただただ楽しかった
地元太陽が丘で日本のバントだけのフェスが
開催されたのが信じられなかった
でも、10FEETは知らなかったし
体力も使い果たしたから
10FEET見ないで会場を去った

翌年以降は、土砂降りであろうが
日照りであろうが
一日だけ参戦だったり
一人だけ参戦の年もあったり
また中止になったりしながらも参戦した

何回参戦したのか、もう覚えていないくらい

いつからかメンツが誰でもあろうと
太陽が丘で10FEETをみたいと
京都大作戦にただ参戦したいと思っていた
気が付けば、いつも10FEETを聴いていた

最初に参戦してからもう
15年以上の時がたっている
結果、10FEETは冒頭のように
手の届かないカリスマになった

自分にとっては勝手に彼らは希望の星なのだ

すこし寂しい気持ちや
若干妬みもあるのは何故だろう・・
よかったなという気持ち？
頑張ればオレもできるかもっていう気持ち？
負けていられない！などなど
まあ勝手に感じているだけだ

第ゼロ感、もちろん映画を見終わったあとからは
ヘビーローテーションになった
第ゼロ感ブレイクや映画の大ヒットの影響か
どうかわからないけれど

今年の京都大作戦、すこし景色が変わった
スポンサーの数とレベルが違っているように
見えた（笑）

参戦の顔ぶれは相変わらず老若男女
自分と同じぐらいのおっさん
おばはんも多いのが特徴

今年は死ぬほど暑くてしんどかったけど
終わったらすぐ忘れて
また来年も必ず参戦しようと思った

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