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臆病な営業マンのささやかな助言 その16 時間の概念
アポイントの時は
「○○日○○時でよろしくお願いします 今回は○○の件で30分程度お時間いただければ
幸いです」や
商談や打ち合わせの冒頭には
「今日はどの程度お時間いただけますか?」
と必ず聞くようにしている
時間は有限だ
商談、打ち合わせは基本先方の時間を
いただいており常にすべて良い形で
終わることが理想
その期限を自分であえて決めてしまうことで
「自らにプレッシャーを欠けてしまうことにならないの?」
「そこまでストイックにならなくても・・」
と思う人もいるだろう
しかしながら経験上、この頭の切り替えはずいぶん自身を楽にした
効果は自分自身に2点、と相手に向けて2点ある
●自分自身へのメリット
1 アポイントの時から商談時間を決めることで
その範囲内で今回伝えなければいけない優先順位を商談までに考えることになり自然に
準備ができるようになる
2 その期間で「あ!これも聞いてみよう」と
思わぬアイデアが浮かぶこともある
また、やってみればわかることで
意外と尺が決まっていれば
その長さに合わせることは難しくない
●相手に向けてのメリット
1 確実に自分自身のことを「ちゃんと相手の都合を考えてくれる営業なのだ」と
認識していただき、信用の積み上げにつながる
2 時間を決めることで、少なくともその時間
相手はこちらへ耳を傾ける
人は、ゴールあったり先が見えている方が
その間の時間の感じ方の濃度が増す
人は営業マンの性格や人柄ではなく
ただの「行為」で判断する
これは、ささいなことだが知っていれば
大きなアドバンテージになる
本来、対面のプレゼンや打ち合わせの目的は
「相手にこちらの意図を明確に伝えること」で
一方的にこちらの伝えたいことを伝えるのでない
相手の顔色を見ながら臨機応変に
対応してするもの
自身は過去に期限を決めずにこちらの都合で
プレゼンし相手が明らかに時間を気にしており
こちらの提案が終わるとすぐに席を立たれた痛い経験が何度もあった・・
とはいえ、劇場のベテラン芸人のような空気を読みながら状況判断できるまでには
時間や経験が必要
なので、まずは行動にルールをつけて
すこし負荷をかけそれに従うことで
「経験」を繰り返し「慣れること」
そして、ルールの効果をしっかり理解することでスキルアップの速度が早くなる