焼け石に水
調子に乗って、嗜められる。
先日仕事先で関係者を含め数人で仕事をしていて、ちょっとした冗談を言ったところ客先の担当者から嗜められた。
確かにその仕事は重要度が高かったけれど事前に周知していた手順通りに遂行していたし、他の関係者は先日の仕事で(プライベートのことも話すほど)ある程度気心が知れていたので場の雰囲気を和ませるためにはそれくらい、と思っていた(実際緊迫した雰囲気はほとんど無かったし皆笑顔でいた)。
僕の行動を嗜めた人がとても真面目な人だということもあるけれど、僕が取ったその行動が軽率だったとも言える。もちろん冗談1つ言わずやるべきことを淡々とこなすことも出来るのだけれど(むしろそちらの方が得意)、それは僕のやり方では無い(ここが反省点でもある)。
ただし、僕が調子に乗っていたことは事実なので後から考えるとむしろ嗜めて貰った方がより安全に仕事を遂行出来たことは想像に難くない。だからむしろこの嗜めを、僕はありがたがるべきなのだと独言た。
この歳になっても、僕にはまだ改善すべきことがたくさんあるし学ぶべきことがそれよりもさらにたくさんある。だからいまも、ほとんど焼け石に水だと判っていながら安達裕哉著【頭のいい人が話す前に考えていること】を熱心に読んでいる。