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あなたよりも辛くて頑張ってる人がいる

 今よりかなり体調が悪かった頃、こんな言葉をよく言われた。初めて聞いた時は失笑してしまった。この「辛さ」と「頑張っている」についてどのような指標でツライ、頑張っているを測ることが出来るのか理解できなかった。
 加えて「私よりも辛くなくて、頑張っていない人もたくさんいる」と言うと「屁理屈をこねるな」と怒られた。最初に屁理屈を持ち出したのは何処の誰なんだろうね…

 理解のある先輩は「お前はどうにか会社に来さえすればいい、お前より働いてないヤツなんかいっぱいいるから、なんとか頑張れないか?」と言ってくれた。本当にありがたかった。 

 不思議に思うんだが、例えばインフルエンザに罹ったとして(実体験がある方なら辛さは容易に想像できると思う。)その人に対して「あなたよりも辛くて頑張っている人がいる」とか言わないでしょ?「お大事に、早めに病院行ってね。コロナじゃないといいね。」なんて感じだと思う。

 それが精神障害とか、心の病などについては「あなたよりも~」なんて言っても許される風潮なのは、やっぱり理解できない。

グチのようですみません。ご一読ありがとうございました。

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