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【完】誰がわたしの心の傷に寄り添うのか…。vol.18

あれから何か月?

怒涛の一週間を綴り、ピタリと投稿が止まってしまった。
つたない文章を読んでいただき、ポチっとスキを押していただいていた方々、押さずにも目を通して頂いた方々。ほんとうに有難い。
このnoteに書くことで、お焚き上げし、十分救われました。
感謝しております。

さて、年内に報告しなければ…と思いつつ、大晦日になってしまった。
紅白では山内の恵ちゃんが浅草中継で歌っておった。
有吉の壁のようだった。~というのは、おいといて、

弁護士さんにお願いしていた、夫と宿泊していた女への慰謝料請求はやっと終止符を打ち、相手からの入金があったと連絡がきたのが、11月21日であった。
約五か月。ここでひとつの区切りがついた。

夏には、夫が職場からもらってきたコロナ陽性を、わたしももらい、全身に痛みがでて、そこでも地獄をみた。ディスタンスをとっているのに、一緒に暮らしている限りウイルスをもらってしまうものなのか…、と強い憤りを感じた。
仕事も休ませてもらい、復帰した日はわたしの誕生日だった。
しかし、ずっと寝込んでいたから足腰が弱っていて、立ち仕事を三時間もしたら、足がガクガクして生まれたての小鹿のように震えだし、もうこれ以上働けない…と早退させてもらった。
ちなみにそれは月曜日で、夫は三日だったか一週間だったか出張に行くことになっていた。誕生日のわたしに何かひと言あるわけでもなく、出勤していった。それから数日たっても、出張から戻っても、いや大晦日になっても、
「お誕生日おめでとう」の言葉をきくことはできなかった。
どーいうこっちゃ!

9月、長女の誕生日に、ケーキを買ってこようか?と夫が言うので、
「その前にわたしの誕生日、祝われてないんですけど!」と速攻ツッコんだが、夫はただ苦笑だけしていた。
ここで言うとこでしょ!と思ったが、あくまでも苦笑で終わった。
なんやねん!


そして今。

すぐにわたしも家を出ることは出来ず、ただ今準備中…といったところ。
相当ヒビが入った心の傷も、それなりに時間薬が効いている。
渦中は、夜中やお風呂、ふとした時に叫びたくなるような衝動もあったが、わたしの心の傷に寄り添ってくれる人はたくさんいた。
友、家族、職場の仲間、noteを読んでくださった方々…たくさんの人が話をきいてくれて、そりゃあ酷い目にあったねと、共感し慰めてくれた。時にはわたしより怒りまくってくれた人もいた。ありがとう。
そしてエンタメがいつもわたしの近くにあり、寄り添ってくれた。嫌なことを忘れさせてくれる瞬間をくれた。ありがとう。

当初は、なんてことが起こったんだ!と悲劇のヒロインのようにも思っていたが、数か月経ち、得たことが色々あったと思う。
洞察力、というのか冷静にみる力というか。
どーにもならないことはある、という悟り。
妹の闘病を思うと、結局生死に関わること以外はどーでもいいということ。
そして書くことの楽しさ。浄化ってするもんですね。

いや、だからって、許しがたいことをされた事実は事実。
忘れねーぞ。

しかし、

絶望の中にも希望がある。

まあ、そんなところでしょうか。


以上、『誰がわたしの心の傷に寄り添うのか…。』
は、いったんここで終わります。
ありがとうございました。

また何か、日々のつらつらがありましたら、投稿いたします。
皆さまもご自愛くださいませ。ごきげんよう。

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