橋本ドンのマンション管理士として思う事「マンションの保険について①」
賃貸物件もそうですが、マンションの管理において切っても切れないものの一つに保険があります。
おもに専有部でしたら火災保険や施設賠償保険をその所有者様がかけられているかと思いますが、分譲マンションにおいての保険の場合、管理の主体であります管理組合にて共用部の火災やトラブル、そして地震など(オプションを含む)に対して保険を掛けられます。
ただ、最近、その保険について、よく管理組合の総会で話を頂くのが、保険料の値上がりの話?!
特にその値上がりが大きいのが、個人賠償責任保険(特約)の値上がりが大きいです。
これはどのような保険かと言いますと通常管理組合はマンション共用部に対して何かしらの責任をおい、そのリスクヘッジとして保険を掛けるのですが(専有部はもちろん所有者個人がリスクを負うため個人のリスクヘッジで保険を掛ける掛けないは個人判断になります)、この個人賠償責任保険特約は、専有部に対しての漏水被害やその被害に対しての原因箇所の調査等に対して適用できる内容のもので、専有部の事故を組合に代わり、そのリスクを補完するものです。
では、なぜこの保険を管理組合がかけるのか、また、その保険がどうして値上がっているのか?についてお話しします。
この続きは②にてお話しします!!