コントラクトブリッジやってるシオノ

コントラクトブリッジというカードゲームの愛好者。アイコンは曇天のタワーブリッジ。推しブリッジアプリはTricky BridgeとFunbridge。コメント返しやフォローバックは苦手。ブリッジの話題についてリサーチ中。画像の転載はお断り。

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コントラクトブリッジというカードゲームの愛好者。アイコンは曇天のタワーブリッジ。推しブリッジアプリはTricky BridgeとFunbridge。コメント返しやフォローバックは苦手。ブリッジの話題についてリサーチ中。画像の転載はお断り。

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5分でわかる!コントラクトブリッジってこんなゲームです

コントラクトブリッジ(contract bridge, 通称:ブリッジ)とは、トランプカードを使って4人で遊ぶゲームです。欧米を中心に海外ではよく知られたゲームですが、日本では知らない方も多いと思います。そこで、コントラクトブリッジの歴史や文化を日本語のコンテンツとして発信してみようと思い、noteで記事を書いています。 この記事は、初めて当方のnoteをご覧になる方やコントラクトブリッジを知らない方に向けた固定表示用の記事として執筆しています。 1. ブリッジってこんなゲ

    • (小ネタ)Arkadium社の無料ブリッジゲーム「Advanced Bridge」

      ブリッジに関する話題を探している中で、ワシントンポストのウェブサイトでブラウザ上で遊べるブリッジゲームが提供されているのを発見しました。 広告を見ると、無料で一人用のブリッジゲーム(3CPUとのゲーム)を楽しむことができます。 このゲームは「Advanced Bridge」という名称で、開発元はアメリカに本社を置くArkadium社です。Arkadium社はカードゲームやパズルゲームなどのゲームアプリを開発しており、マイクロソフトの「ソリティア コレクション」の開発にも関

      • ダブルダミーのブリッジが遊べるゲームアプリ「KIDA」

        コントラクトブリッジを遊べるゲームでは、老舗オンラインブリッジの「BBO(ブリッジ・ベース・オンライン)」やPC・スマホで遊べる「Funbrige」、初心者向けスマホアプリ「TrickyBridge」などが知られていますが、今回はブリッジのクイズを解いて遊ぶゲームアプリ「KIDA」をご紹介します。 以下は「KIDA」の公式サイトです。 こちらのアプリはiOSとAndroidの両方で提供されているようですが、当方の所有端末ではダウンロードできませんでした。スマホのAppSto

        • 日本のKindle unlimitedで読めるコントラクトブリッジの電子書籍紹介

          コントラクトブリッジが海外発祥のゲームということもあり、ブリッジの本やグッズを探す際、当方は洋書や海外製品の取り扱いが多いAmazonを活用しているのですが、今回は個人的によく利用しているAmazonの「Kindle unlimited」という電子書籍の読み放題サービス(サブスクリプション)で利用可能なコントラクトブリッジ教本をご紹介しようと思います。 残念ながら、今現在Kindle unlimitedで利用できる日本語のブリッジ教本は0冊だったので、今回は言語が英語の本の中

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        • ブリッジのアプリやオンラインサービス
          18本
        • ブリッジにまつわる本の紹介
          32本
        • 素敵なブリッジライフの提案
          23本
        • ブリッジやホイストが出てくる芸術・エンタメ作品や文化活動など
          30本
        • ブリッジの歴史や遊ばれている地域について
          37本
        • ブリッジ用品やグッズの紹介
          28本

        記事

          いつか行ってみたいトランプカードの博物館あれこれ 〜ヨーロッパを中心に

          過去のnoteではコントラクトブリッジに関する博物館をいくつかご紹介しましたが、今回はトランプカード(playing card)に関する博物館について、調べてみました。ブリッジやホイストに関する所蔵品を持っているかまでは分かりませんが、ヨーロッパにはこうした施設がいくつかあるようですのでご紹介します。 French Playing Card Museum (フランス トランプ博物館)フランスのパリには15世紀から20世紀までに作られた世界中のトランプカードがあるそうです。現

          いつか行ってみたいトランプカードの博物館あれこれ 〜ヨーロッパを中心に

          チャールズ・ゴーレンがドジャースの選手とコントラクトブリッジをしたことがあるって本当?という話

          チャールズ・ゴーレンといえば、20世紀中頃に一世を風靡し「ミスター・ブリッジ」と呼ばれる名ブリッジプレイヤーですが、ネットサーフィンをしていたところ、以下のゴーレンに関連すると思われる動画を見つけました。 「ポップ・ アーティストのグレン・シアーが描いたチャールズ・ゴーレンとブルックリン・ドジャースの面々(Charles Goren with The Brooklyn Dodgers by Pop Artist Glen Shear)」というタイトルの動画で、音声ではこの絵

          チャールズ・ゴーレンがドジャースの選手とコントラクトブリッジをしたことがあるって本当?という話

          トランプカードをシャッフルしてくれる「カードシャッフラー」というガジェットがあるらしいという話

          コントラクトブリッジは、4人で遊ぶカードゲームです。大抵の場合、複数回のゲームを行なって、スコアの合計点で勝敗を決めます。なので、1ゲーム終わったらカードを集めてシャッフルし配る、という作業を繰り返すことになります。 カードのシャッフルは一見簡単に見えますが、カードがランダムになるように混ぜたり切ったりするのは意外と難しいものです。カードのシャッフルが苦手でない人でも、何ゲームもプレイしていたら、単純に作業が面倒になるかもしれません。 今回は、そんなときに便利なアイテム「カー

          トランプカードをシャッフルしてくれる「カードシャッフラー」というガジェットがあるらしいという話

          【朗報】コントラクトブリッジの人気アプリ「Funbridge」が日本語に対応!

          当方のnoteでオススメしているコントラクトブリッジのオンラインブリッジサービスの一つである「Funbridge」。こちらはフランスのゲーム会社のサービスで、英語と十数言語に対応していましたが、なんとこの2023年12月より日本語にも対応しました! 今までは全て英語表記だったアプリを起動すると、表示されるメニュー画面になんと日本語が! さらに、各ゲームモードのメニュー画面やプレイ画面も英語表記の多くの部分が日本語に翻訳されています。 さらにすごいのは、初心者向けコンテン

          【朗報】コントラクトブリッジの人気アプリ「Funbridge」が日本語に対応!

          コントラクトブリッジの世界で一躍有名人に? 1933年のコメディ映画「Grand Slam」

          コントラクトブリッジは1925年にルールが確立され、その後20世紀を通して流行したカードゲームです。特に1930年代は欧米を中心に大変なブームとなり、ブリッジの話題が様々なメディアで取り上げられたほか、小説や映画など、エンターテイメントの分野でもブリッジが題材となりました。 今回はコントラクトブリッジの世界で一躍有名人になってしまう主人公が活躍するコメディ映画「Grand Slam」をご紹介したいと思います。 といっても、この作品は1933年に公開されたものであり、2023年

          コントラクトブリッジの世界で一躍有名人に? 1933年のコメディ映画「Grand Slam」

          ACBLミュージアムが所蔵する貴重なコントラクトブリッジの雑誌資料が動画で紹介されているという話

          北アメリカ大陸におけるブリッジ活動を組織する「アメリカンコントラクトブリッジ連盟(ACBL)」のYouTubeチャンネルで、ブリッジの歴史的な資料を紹介する動画のシリーズが始まりました。2023年11月現在2本の動画が公開されているので、内容をご紹介したいと思います。 The Historical Shuffle: Episode 1 - Unboxing the Julian Laderman Collection with Paul Linxwilerまず1本目はジュリ

          ACBLミュージアムが所蔵する貴重なコントラクトブリッジの雑誌資料が動画で紹介されているという話

          コントラクトブリッジのルーツになったゲームがわかる本 『From Short Whist to Contract Bridge』

          今回は最近入手した洋書のご紹介です。この『From Short Whist to Contract Bridge』は、サブタイトルに「The history of contract bridge and its predecessors」とあるように、コントラクトブリッジとその祖先のゲームを時系列で紹介する本となっています。 著者はベルギーのHans Secelleさんです。元はチェスや将棋(!)をされていたそうですが、ブリッジに転向し、ブリッジの歴史書を書くまでになったと

          コントラクトブリッジのルーツになったゲームがわかる本 『From Short Whist to Contract Bridge』

          オーストラリアの州立図書館に寄贈されたバーク夫妻のコントラクトブリッジに関する書物コレクションがすごいという話

          コントラクトブリッジのブログを書くにあたり、様々な情報源を日々探している中で、オーストラリアの州立図書館がコントラクトブリッジに関する書物のコレクションを所有していることが分かったのでご紹介しようと思います。 今回ご紹介するコレクションは、オーストラリアのメルボルンにあるヴィクトリア州立図書館(State Library Victoria)に寄贈されたものです。(以下リンクはヴィクトリア州立図書館トップページ↓) このコレクションは2008年にブリッジプレイヤーのティム・

          オーストラリアの州立図書館に寄贈されたバーク夫妻のコントラクトブリッジに関する書物コレクションがすごいという話

          杭州アジア競技大会コントラクトブリッジ部門のインタビュー動画のまとめ

          2023年9月23日〜10月8日に第19回アジア競技大会(The 19th Asian Games, 会場:中国・杭州)が開催されました。この大会では一般的なスポーツ(フィジカルスポーツ)だけでなく、eスポーツやマインドスポーツも種目に採用され、チェス、囲碁、シャンチーと共にコントラクトブリッジも競技が行われました。 ブリッジでは男子団体、女子団体、混合団体の3部門が行われ、男子優勝は香港(2位インド)、女子優勝は中国(2位台湾)、混合優勝は中国(2位台湾)という結果でした

          杭州アジア競技大会コントラクトブリッジ部門のインタビュー動画のまとめ

          日本人の著名人でブリッジ愛好者がいるのか探してみたら、有馬稲子さんと大江健三郎さんがブリッジ友達だったらしいという話

          先日、近所の図書館へ行った際、図書館で利用できる新聞記事データベースで「コントラクトブリッジ」に関する新聞記事を調べてみました。ヒット件数はあまり多くありませんでしたが、その中の一つに、女優の有馬稲子さんのインタビュー記事がありました。 有馬稲子さんといえば、戦後の演劇界や映画界で活躍した、まさに昭和の大女優を代表する方ですが、こちらの記事では、有馬さんの女優活動の中で出会った著名人たちとのエピソードを語られています。 この(中)の回では俳優の三国連太郎さんや映画監督の今井

          日本人の著名人でブリッジ愛好者がいるのか探してみたら、有馬稲子さんと大江健三郎さんがブリッジ友達だったらしいという話

          人気アプリ「Funbridge」に追加された「ミニブリッジ」モードでブリッジ入門しよう!

          当方のnoteで何度もご紹介してきたコントラクトブリッジの人気アプリ「Funbridge」ですが、2023年になって実装された新しいモードがあります。それは「ミニブリッジ(Minibridge)」モードです。「ミニブリッジ」は、初心者でも簡単にブリッジ体験ができるようにと、コントラクトブリッジのルールを簡略化した遊び方です。Funbridgeのミニブリッジモードでは、このミニブリッジの遊び方をチュートリアル形式で学ぶことができます(テキストは英語のみ)。では、どんなモードにな

          人気アプリ「Funbridge」に追加された「ミニブリッジ」モードでブリッジ入門しよう!

          ギネスブックに掲載されているコントラクトブリッジの記録について調べてみた

          前回、「10万人が同時にブリッジをプレイする?! コントラクトブリッジの『世界同時大会』」という記事で、「世界同時大会」がギネスブックに掲載されていることをご紹介しましたが、それ以外にもコントラクトブリッジに関する記録が掲載されているようなので、ご紹介したいと思います。 ギネスブックの記録は公式サイトから検索することができます(英語のみ)。「contract bridge」で検索したところ、6件の記録(record)を確認することができました。そのうちの1件は「世界同時大会

          ギネスブックに掲載されているコントラクトブリッジの記録について調べてみた