49%のユーザーが離脱!?EFO対策でフォーム離脱を回避しよう
みなさんのサイトにはお問い合わせフォームがありますか?会員登録や採用エントリーなど、ユーザーからのアクションを促すフォームはほとんどのサイトに実装されています。フォームはサイトの成果に直結する非常に重要な役割を担っていますが、実は約49%、つまり半数近くのユーザーが途中で離脱していることをご存知でしょうか?今回は、効果的なフォーム改善の事例と具体的な対策ポイントをご紹介します。
こんなフォームはダメ!気をつけるべき8つのポイント
1. 必須入力項目が多い
フォームを自社視点で作成すると、つい必須項目が多くなりがちです。しかし、入力する側からすると、必須項目が多いと面倒でストレスを感じ、途中で離脱してしまいます。必須項目は最小限に絞りましょう。
2. 入力条件が細かい
「郵便番号は半角数字で」「ふりがなは半角カタカナで」など、入力条件が細かすぎるとユーザーのストレスになります。入力条件をシステムで自動補正するようにし、ユーザーの手間を減らしましょう。
3. 入力が終わるまで間違いに気づけない
全ての項目を入力し、送信ボタンを押して初めてエラーメッセージが出ると、ユーザーは「何が間違っているの?」とストレスを感じ、離脱の原因となります。
4. スマートフォンに最適化されていない
スマートフォンでの利用が一般的になっている現在、フォームのスマートフォン最適化は必須です。文字が小さく、入力しづらいフォームはユーザーにとって非常に不便です。
5. 分割されている入力欄が多い
郵便番号や電話番号などが細かく分割されていると、その移動が手間になります。できるだけ入力欄はまとめましょう。
6. 入力項目がざっくりしている
入力項目が多すぎるのも問題ですが、逆にざっくりしすぎていてもユーザーは何を入力すればいいか分からず、困惑してしまいます。具体的な情報を求める項目を設けましょう。
7. 離脱アラートがない
入力途中で誤って「×」や「戻る」ボタンを押してしまった際に、アラートがないとせっかくの入力を無駄にしてしまいます。離脱時に必ずアラートを出しましょう。
8. 住所やフリガナなどの入力補助がない
住所を全て手入力するのは面倒です。郵便番号から住所を自動入力したり、名前を入力するとフリガナも自動入力されるように設定しましょう。
離脱を防ぐ解決策5つ!
1. 必須入力項目を絞る+残り項目数を表示
必須項目を最小限にし、入力中に残り項目数を表示することで、ユーザーに完了までの道筋を示し、離脱を防ぎます。
2. リアルタイムエラー表示+送信後のエラー表示
入力に不備がある場合、リアルタイムでエラーメッセージを表示し、エラー文言は具体的にしましょう。また、送信後には間違った項目だけを表示し、修正を促します。
3. 数字のみ入力
スマートフォンの利用率が高い今、電話番号などの項目は数字のみのキーパッドを表示させるように設定しましょう。
4. 離脱アラートを実装
「×」や「戻る」ボタンを押した際に「このサイトを離れますか?」とアラートを出すことで、ユーザーの誤操作を防ぎ、離脱を防ぎます。
5. 入力補助機能の実装
住所の自動入力やフリガナの自動入力、メールアドレスのサジェスト機能など、入力補助機能を実装してユーザーの負担を減らしましょう。
まとめ
会員登録、見積依頼、採用応募、商品問い合わせなど、フォームはWebサイトの最終成果に直結する重要な機能です。今回ご紹介した「気をつけるべき8つのポイント」と「離脱を防ぐ解決策5つ」を元に、自社サイトのフォームを見直し、より多くの成果を生み出せるサイトにしていきましょう。
解決策の具体的な実施方法などでお困りの際は、ぜひブリッジコーポレーションにご相談ください。