初めまして ぎゃっぷママです。 病院勤務薬剤師の時に乳がんに罹患しました。 医療の世界は慣れ親しんでいるはずなのに、がん治療中に見えたのはもやもやとした別世界でした。 あまりのギャップに困惑し、治療が落ち着いてきた頃にギャップを減らすことができないかと考えていましたが、徐々にギャップは至る所にあって無くすことは困難だと感じるようになりました。 でも、‘ギャップを意識すると何かが始まる’と思うんです。 だから、秘密のオンラインスナックぎゃっぷでママをやっています。 幸いなこ
乳がん検診で乳がんが発覚した私は、県境を越えた大学病院で治療を受けることになった。 検診病院で受けた細胞診ではざっくりと悪性であることしかわかっていない。 がん細胞といっても一括りにはできず性格は様々。 その性格によって治療も変わるので、より精密な組織検査が必要だった。 年が明けて1月中旬の某日、検査の結果が出揃ったので結果を聞くために受診した。 私は相変わらず幽体離脱状態で、医師と電子カルテを前に座った時、まるで患者さんのカンファレンスに参加している心持ちだった。 「
2015年12月上旬、私は初めての乳がん検診に向かった。 医療従事者の端くれなのに、恥ずかしながら乳がん検診に行ったことはなかった。 そんな私がなぜ、急に検診に行ったのか? 自己健診でしこりを見つけた? ・・・否! 数日前から虫の知らせ?風の便り?ピンとこないなぁ… 胸騒ぎ!そう、胸騒ぎがしたのだ。 検診は隣駅の病院を予約した。 最寄駅に着くと電車が止まっていた。 「電車が止まっていて予約時間に間に合わないのでキャンセルします」といつもの私ならニヤッとしながら電話したと思