変わらないものが信頼を集めるという一般論の中で変わり続けるマーケティング
結婚時に【変わらない愛の誓い】がある。
私はクリスチャンではなく、1度目の結婚はオーストリアの地元ではかなり格式の高いであろう厳かなチャペルで教会式を挙げた。
2度目は国内のホテル挙式で白無垢を着た。ウェディングドレスは《もう着た》からね。
二回ともに【永遠の誓い】がある。この誓いは契約であり、自分の人生にバツの実害を持って交わされる大変重いものである。
イニシエーションとして交わされた誓いは私には《ここではい、誓います。と言ってくださいね》という段取りに沿う、というだけの【その日を完成させる】誓いであり、
本当に心から誓います!と宣言するものではなかった。
現に最初の結婚においては結婚に至る前段階から《これは離婚の匂いを含んでいるな》と思いつつ踏み出した船出だったわけで、
やや泥舟と知りつつ乗り込んだ感はある。
前旦那のフォローを一応ひとつしておくと、現奥様とはちゃんと(かどうかは内実はしらないけど)結婚が成立しており、ただ単に《私》とは合わなかったというだけで今はもう心にしこりどころか乾いて散って感情自体ももうない。
うまく結婚が《継続》できててよかったとさえ思っている。
以前勤めていた会社の同期に対する祝福に近い。
結婚とは継続が1番の成功と考えられることが通常である。
ただ、結婚とは変化に満ちたものである。
住む場所、家族、子の成長とともに関わる人たちの変化、仕事、役割、親の環境変化、体調、と。
それだけの変化をロールプレイングゲームのように勇者と魔法使いのメンバー(たまにスライム)でゴールを目指す。
結婚の継続は不変では全くない。それがわからない結婚初日に【不変の誓い】をしなければならないとはなかなか神も難しいことを言う。
まさに結婚という試練をくだされる。
不変の結婚生活をしている人には信頼が生まれる。結婚継続できるだけの《ちゃんとした》人なんだ。という既成事実に対する安心要素となる。
だからもしコロコロと相手を替えて結婚するような人は一般的に見て《あの人どういう人かな?》という不信を含む目線に変わる。
私が24歳の時に勤めていた会社は組合で、社長に関係することがよくあった。
結婚4度目の社長がいて、4度目の奥さまは何番目かの奥さまとの娘の友人というツワモノだった。
ただ彼は不変の女好きで、行った先で《挨拶がわりに》口説いていた。
「奥さま、私よりもずっと若いですよ。わざわざ口説いてもらわなくても良くないですか?」というと社長が放った言葉は「いや〜若い嫁はいいね!」
ああ、不変のものというのは清々しい透明感を産むのだな。という事実を感じた最初である。
ビジネスにおいても不変は大変重要とされる。
よく言われる【軸】という話である。
その不変の軸が私では【耳】であり、耳となら私は永遠の誓いを立てられる気がする。
ビジネスの軸を耳に置いていても、ビジネスの形態としては絶対に【耳つぼをお客様に貼る】のみを生業にしたくない。
ビジネスの形としては不変ではいけない。基本形態から時には水中モデルとなり、空中モデルとなり、山の頂上にも耐えるものに変わらなくてはビジネスの維持、また発展には繋がらないものである。
結婚生活と同じようにビジネスにおいては社会情勢、人との出会い、新しいアイテムの開発、資金と数々の要素により柔軟に変化できることこそが、不変のビジネスに繋がるという矛盾した真理を産むのである。
あなたのビジネスの到達範囲を拡げるために。
【不変のための変化】をどう活用していく?
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