過去の引っ掛かりが、新たな挑戦を仕向けてきました。
お疲れさまでございます。ご報告記事になります。「ブライダルオンラインカレッジ」を創設いたします。そのきっかけになった事柄をまとめておきます。何かの、だれかの、動くときの、参考になれば幸いです。
◆
◇ まえおき
時代が、大急ぎで、我さきへと向かう様子をみせています。
そんなに急がなくても・・・。と、感じる時もありますが、需要と供給のバランスにて、社会が求められているからこそ、その動きだと考え直しております。そんな中、誰もが、すこし前に、貴重な時間をつかい、過去の振り返りと、未来への羨望、切望の時を過ごしたと存じます。
時間をかけて、おなじように過ごした一人でございます。
今までを振り返る時、いくつかの引っ掛かりがポコポコと音を響かせ、目の前に現れてくれました。それらが、きっかけとなった事柄です。
新たな挑戦を仕向けてきた、過去の引っ掛かりたちを書きます。
◆
◇ オンリーワンだからこそ後任の育成
ブライダルの世界で過ごした年数が31年になります。9年前から、ブライダル現場の育成事業をしております。個人事業なので、ひとり親方の状態です。
数年前から、「孝子さんは、弟子をつくらないのですか?とらないのですか?」時々、このような言葉を聞くことがありました。「弟子、考えてません。ありません。」が、いつもの答えです。
即答しながら、初めてこの声を聴いた時から、ずっと引っ掛かっています。
その裏腹で「弟子?なんだそれ?いるのか…?」「誰かに引き継いでもらうの?託すの?むりでしょ、できないでしょっ。オンリーワンだから。」←これは、驕り以外の何物でもありません。バカすぎる自分が、露呈した状態です。
withコロナの時があったからこそ、大きく反省して、新たな挑戦に結びつけることができました。ここから、後任の育成をいたします。
◆
◇ B to Cへ向かうための現場の声
現在、ブライダル業界にて、B to Bの仕組みで育成事業を展開しております。企業から求められて、社内研修講師として出向きます。ドレスサロン、結婚式場が主です。
そんな中、こんな声を聴くことが多々ありました。
「今日、困ったことを相談したいです」「仕事帰りや休日に、ちょっと寄って学べる塾をしてください」「教えてくれる人がいません」「立場上、今さら誰にも聞けないことがあります」「現場のことを理解してくれる人がいません」などなど。
これは、現場のブライダルスタイリストの声です。この声や、同様の声は、研修事業をはじめたころから時に触れ聞こえてきました。
これが、ずっと、どこかに引っ掛かっていました。
現場が、困っている。その声が、企業の上へと上がらない。もしくは、小さなこととして、取り上げられないことが当たり前になっている。相談できる仕組みがない。
時代は、新しい価値を生みだすために、新しい仕組みを求めています。自社の研修事業は現在「B to B」です。
既存の「B to B」を、「B to C」へ変換するのではなく、ここから、新たな「B to C」をつくります。たくさんの現場の声をいただいて、それらが引っ掛かっていたことで、気づくことができました。
◆
◇ 教育における「B to B」の存在価値
研修の仕事をしていると、概念にぶつかることがよくあります。それは、変えようとしない、変わることを恐れているように見えます。
現場は、いつも学びを求めています。それは、常にお客さまと直面するので当たり前です。この当たり前に学びを求めていることを、企業がどれほど理解しているか?そこです。この「当たり前の価値」に気づいていないのかもしれません。
これが、ずっと引っ掛かっています。
企業が、現場の価値に気づき、価値を高め、売り上げにつながり、事業が動き繁栄していく。当然の流れですが、スタートになる「現場の価値」に気づいていなければ、繁栄までの動きはつくれません。
そこで、教育を直接運ぶことにします。気づいたものが、最良の方法で現場へ運ぶことができると判断しました。ありがとうございます。
◆
◇ 定期的な教育
ご存じのように、学ぶことは生涯にわたります。日常の生活も、仕事をすることも含め、人は、ずっと学び続けることができる。そして、その方が良い。このことは、誰もが理解していること。
ですが、なかなか思い通りにはいかない。それが企業にもあります。ブライダルの現場にもあります。その理由は、追われた仕事の形が習慣化しているからです。
これも、ずっと気になる引っ掛かりです。
習慣をかえればよいと思います。習慣化することができる、学びの場があればいい。そう考えました。この引っ掛かりが、学びの場をオンラインの世界へ繋いでくれました。
◆
◇ 結び。
ここでは、4つの引っ掛かりを書きましたが、小さな引っ掛かりを拾い集めると、さらに引っ掛かりの数は増えると存じます。
時とのタイミングが合ったのだと感じました。準備は、じっくりと進めています。求められているからこそ、じっくりと構築して参ります。戸惑うことがあれば、こちらへも書き伝えて参ります。
今まで、言葉にしたことがなかった、自身の気持ちも書きました。書くことができました。noteさんの力でしょうか?noteさんにて、日々創出されるクリエーターさん達の表現力の賜物でしょうか?とても素直な気持ちで自己表現ができました。ありがとうございます。挑戦して参ります。
では、では。
明日も、会いましょう!