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売上を一円でもあげたい!それが、今を創っていると今頃わかった、話しです。

こんにちは。ブライダルスタイリストコーチの木脇です。

お話しの初めに、「ブライダルスタイリストコーチ」って、日本中に一人だけです。すごいとか、偉いとかでは全くありません。自分で、名付けたので他にはいないはずです。ただそれだけです。(笑。


ブライダルスタイリストを大好きすぎて、日本中のブライダルスタイリストの、コーチでいたいという願望から勝手に命名しました。ちなみに、「ブライダルスタイリスト」とは、結婚式、パーティーなどの婚礼衣装を選んでスタイリングする役目の人のことをさします。ドレススタイリスト、ブライダルコーディネーター、などともいわれます。名前が定まっていないのは、この仕事が重要と認識されていない、そんな側面も感じます。


さて、ここから、今日のタイトル「売上を一円でもあげたい!それが、今を創っている・・・」について、私事で恐縮ですが書いていきます。


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鬼のように、鬼のような顔をして、ドレスサロンにて365日売上だけを考えて仕事していた日々があります。2002年~2011年ごろのことです。ウェディングの動きとして、日本中にチャペルが立ちはじめ、宗教に関係なく教会挙式が神前式をこえるようになり、ハウスウェディングが流行り、レストランウェディングも人気になっていたころです。

リクルートゼクシィさんの分厚い雑誌が、どんどん厚みを増して、花嫁さんたちがこぞって読んでいました。チャペルも、結婚式場もゼクシィに広告を載せることが当たり前になっていました。とても高額な広告費でした。ドレスブランドも芸能人の名前でブランド化され、競い合うようにデコラティブなデザインが増えていきました。

ウェディングバブルは、リーマンショックや少子化の動きは関係ないのか・・・?と、思えるほどでした。現場は、常に大入り満員。もちろんですが、その忙しさは、所属していた企業の努力によるものだと思います。よって、面白いほど売り上げが上がりました。年間売り上げが、億の単位であっても、前年比10%アップは可能でした。売り上げを上げることが面白かったです。


業界の動き、企業の繁栄時期、私がやる気になったタイミング。この3つが同時進行で動きました。


そこで、私がやる気になった、タイミングきっかけですが、それは、いつもの仕事の一場面で起こりました。お給料日の出来事です。お金は、口座振り込みなので明細だけを受け取る日です。現場のリーダーだった私は、その明細を一人一人へ渡すことが役目でした。就業時間になったら、順番に封筒のまま渡すだけです。ひとこと労いの言葉をかけながら渡します。私が、みんなのデスクを回る時もあれば、私のデスクをみんなが囲むこともありました。その日は、いろいろでした。ある女性スタッフのデスクへ行って、お給料明細を渡しました。その時、彼女はすぐに封を開けました。そして、座ったままで両手を握りしめこぶしに力が入り、「やったー!」と、嬉しそうにふりむき私を見あげました。

その時、窓際のデスクに座っていた彼女の笑顔が、夕方の日差しを受けてキラっキラでした!その彼女は、現場をまとめるチーフなので、立場上いつもこの時間になると疲れ切った顔をしていました。ですが、この日は・・・。その笑顔のわけを聞くと「給料が、上がりました!」と、とても嬉しそうに話してくれました。


この日の、この場面が、忘れられなくて。この嬉しい顔を毎月見たいと思いました。その時、その方法は、売り上げを上げ続けることだと心に決めました。本当に、本当に嬉しい顔でした。今も、覚えています。そこから、売り上げを上げる鬼になりました。鬼になるには、それなりの知恵や計画が必要です。売り上げを上げるための仕組みを、次から次へと考え実行しました。実行するたびに、売り上げは上がりました。毎年、毎月新たな方法を考え実行し続けました。今考えると、大きな組織の中だからできたことだとつくづく思います。


この時のこの経験があったからこそ、今「ブライダルスタイリストコーチ」として、売り上げを上げるための接客技術を仕事にすることができます。時代は違ってきましたが、がむしゃらに経験したことの中には、普遍的なことが多くあります。この普遍的なことへ、時代に合わせた仕組みを足して、今後も乗り越えられると感じています。今思えば、あの時の、彼女の笑顔に出会わなければ、今のわたしはなかったかもしれません。


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結び。

約18年前ごろの話です。結果として、あの頃のむちゃくちゃな仕事のやり方が、18年後の私を支えています。そんなこと、ひとかけらも思わずに働いていました。そんなもんなんですね。人は、日々、想像もできない未来に、役立つことをしながら生きている。ふぅー、18年もかかるんだ。ちなみに、わたしについていたあだ名があります。「3K+α」サンケープラスアルファ。このあだ名、退職後しらされました。「キツイ・コワイ・キビシイ+笑わない」まさしく鬼です!(笑。


では、では。

明日も、書いてゆきます。ありがとうございました。


ブライダルスタイリストコーチ

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木脇孝子|と、申します。
出会ってくださり、ありがとうございます。サポートは、少し先で叶えたいことがあるので、そのために使います。目の前のことに、気持ちを込めて向き合って参ります。by takako