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システムコーチング学びはじめ

2017/04/04 小野寺友子

ブリコルールのワーキングスタイルに、「自分たちこそが学び続ける」というものがあります。

無数の資格を持つ野元、圧倒的な読書量を誇る水田、それぞれに学びから仕事をうみだし、作りあげているようにさえ見えます。
そんな仲間たちと過ごす私も、自分のタイミングで学びを続けています。

2月末から『システムコーチングORSC®︎』のプロフェッショナル資格を取得すべく、9ヵ月のコースをスタートさせました。

システム、とは2人以上のチームのこと。企業組織はもちろん、家族、夫婦、親子、カップルなどなど、2人以上のチームをクライアントに、その関係性を相手にするコーチングです。チームの一人一人を相手にそれぞれコーチングするのではなく、その「間」を一つのクライアントとみるやり方です。

私たちブリコルールは、「職場をチームにする」ために関係性に焦点をあてています。規定された役割や構成員の数を限界とせず、成果を出し続けるためには、チームになること、が大切だと考えています。
これまで、「マネジャーが然るべき視野視座に立つ」「一人一人のメンバーが自律的に考え行動する」「人事制度で日常的にメッセージを出す」ことを通じて、副次的に関係性にアプローチしてきました。焦点をあてているのにダイレクトには取り扱いにくい、関係性とはそういうものなのかもしれない、とも思っていました。
が、ダイレクトなアプローチ手法の一つとして、このシステムコーチングORSC®︎は有効なはずだ、と考え、資格取得に踏み切りました。

あやしい、あやしい、と(社内で)言われますが、様々な理論に基づいて作られており、知れば知るほど腹落ちします。まだ初期ですが、現段階で最もしっくりきているのは、システムの『肯定性』を高めることをよしとする考え方です。
仲良しクラブでも、軍隊でも、アメーバでも、昭和的でも、なんでもいいのですが、システムが「自分で自分をこれでいいんだ」と思えていることが大事だと。システムを一つの人格としてみなし、鏡に映る自分の姿にこれでよし、と思えるかどうかが大事だと。その鏡が、コーチなんだ、と理解しています。
そんな考え方に基づいたコーチングは規定演技があり、その規定演技の言葉づかいが特殊なので、相手に合わせて適切に翻訳しないと理解しにくい(あやしい?)のですが、途中で自由演技せず規定通りにやりきると、その先には、豊かな関係性の未来が見えるらしく。

見えるまでやってみたい
とスタートラインに立っています。
(→見てみたい方ご連絡ください)

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