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【 紫蘇 : 寒さからくる風邪を成敗し、気の巡りを良くする 】
おやすみ頂いていた1ヶ月間、私はお家でハーブを育ててみたりなんかしていました。
そのひとつの紫蘇が、モリモリ大きくなってきて、毎日水をやるのが楽しみに!今日はその紫蘇について、薬膳効果をご紹介します◎
紫蘇は温性の食物に属し、全身に冷えのある陽虚(体を温めるパワー不足)の人におすすめです。
陽虚の人の特徴としては、全身倦怠感、足や手、全身の冷え、顔が青白い、下痢しやすいなどがあります。
紫蘇には気を昇らせて発汗させるはたらきがあります。
全身に冷えがある人はもちろん、胃腸の調子が良くない方にもおすすめです。
逆に高血圧の人や、もともと発汗しやすい人には向きません。
また、寒さからくる風邪(ふうじゃ)にも効果的。
発汗作用で風邪を体から追い出します。
乾燥させた紫蘇と生姜を煎じ、黒砂糖を加えたものを飲むと、風邪や鼻水に効きます。
紫蘇の効果は香りにありますので、なるべく煎じる時間は短めにするとよいでしょう(3〜5分程度)。
風邪に限らず、冷えた体を温めるのにもよさそうですね。
紫蘇に含まれるペリルアルデヒドには抗菌効果があるようですが、ブドウ球菌や真菌のみ。食材の防腐には効果がありますが、コロナには効果がなさそうですね。。
お刺身に添えてあるのには、意味があったのですね◎
徐々に気候は夏に近づいてきましたが、冷房で体が冷えやすい時期にもなります。夏でもあながち体が冷えますので、夏ハーブの紫蘇のたすけをかりて、乗り切っていきましょう!