【読書記録】破天荒フェニックス
読んだきっかけ:
いつも通りだが、参加している朝活で熱烈に紹介された
また、キミスイのコミック版を蔵書している大府市図書館にあったため、コミックスだと勝手に思い込みまぁ楽勝で読めるっしょと気楽な気持ちで借りてみた
書籍の情報:
ISBN-978-4-344-42916-1
出版社:幻冬舎文庫
価格:¥880.-(税別)
感想:
オンデーズ再生物語とサブタイトルにある通りある程度の事実に基づいたノンフィクションと思って読み進めていたが、どうもフィクションが多分に入っている模様で、読み終えてから少しテンションが下がってしまったが、正直借りた時は分厚すぎて(約600ページに及ぶ)かなり読むことに抵抗があった。
同時に懐かしさで借りた「はいからさんが通る」を優先して借りてから1週間ほぼ全くの手付かずだった。
約600ページに及ぶため、知らずに借りた時は本当に読めるのか自信も持てなかったし、最悪手付かずで返すのではないかと思えた。これから読む方はそれなりに心構えをお願いします。
ただ、著者でオンデーズの社長でもある田中修治氏の構成力や文才は素人のそれではないと思う。この物語を作ったきっかけはオンデーズのファンを増やしたいとのことであったが、ファンになったかどうかはともかく一度オンデーズを尋ねてみようと思ったので、この辺りは田中社長の思惑通りなのかもしれない。
個人的見解でしかないが、雑貨店ファンファンの買収後くらいから面白くなってきて、その辺りから週末を迎えたことも相まって加速度的に読み進めるようになってきたが、この時はノンフィクションだと思っていたので、かなり当時の現実を心配したり、それでも今があるのかと感心して、興味津々状態であった。そういう意味ではかなり物語に引き込まれており、娯楽書籍として読む分には楽しいと思う。(どこまでをノンフィクションと信じるのかは読書次第だし、ある程度フィクションだと認識して読み始めていたら、このテンションの下りはなかったかもしれない)
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