【読書記録】コンビニ人間

読書した理由:
 前回の読書記録の『君の膵臓が食べたい』と同じで同時にCopilotに紹介された一冊
 Copilotの紹介順はこっちの方が先だったが、何となくタイトルの興味でキミスイから読んだけど

アウトプット:
 ある意味永遠の課題とも言えるが、普通の人とは何なんだろう?
 個性と病気の境界線も含んで、考えさせられた。(答えは出てないけど)
 🔹普通と違うことで周囲から奇異な目で見られた主人公が自分と重なり、普通の人とは?自分の特徴・癖とは?と考えるきっかけに繋がった

感想:
 主人公と同様に幼少期から周囲と少し違う傾向があった私と重なるものを強く感じながら読み耽っていた。
 この主人公は幼少期から極めて合理的に考え、行動をしていたが、人間社会で求められるモラルの欠如により周囲からは普通じゃない人と見られ、家族からは心配され、普通の人に擬態して生活している姿は、本当に自分と重なる。
 いやしかし、どんな人でも素のままでいられることは少なく、大なり小なりの仮面をかぶって擬態しているのではないか?普通じゃない人と見られたくなくてとも考えた
 ただ、主人公は最後に普通に見られる擬態よりも個性を選び終幕を迎える。
 この結末は自身の生き方においても譲れる箇所・譲れない箇所とも重なった。

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