あの日のタイトルから生まれた物語
2012年1月1日。当時、野球少年だった自分は天皇杯の決勝をテレビで見ていた。Jリーグについては、どこのチームが強いのかをネットで確認していた程度。特にJリーグが好きだったわけではない。天皇杯決勝を見ていた理由も「地上波でやっていたから」くらいの感覚だったと思う。その大会でFC東京が優勝した。もちろんそのとき、同チームには思入れも何もない。ただ、「なんかこのチーム面白いな」と感じた。このなんでもない小さなきっかけが、自分の人生を大きく変えることになる。
なんとなくFC東京と