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ビールの里を目指すメンバーが投稿した記事

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ビールの里の取り組みには、様々なメンバーが関わっています。チームのメンバーが投稿した記事をまとめました。
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#これからの乾杯

ビールを「ホップ」で楽しむ時代に。日本産ホップが秘める力と可能性【#日本産ホップを伝う】

「日本産ホップの取り組みをたどり、未来のビールをのぞむ」というテーマで始まった、特集企画「日本産ホップを伝う」。 100年以上の歴史があるキリンの日本産ホップに関する取り組みを、さまざまな角度から伝え、日本のビールの過去と未来をたどっていく企画です。 第1弾となる今回は、飲料未来研究所でホップの研究をしている杉村哲に話を聞きました。ドイツでの研究経験もある杉村は、国内外のクラフトビール事情に詳しく、研究者の立場からホップの魅力を解説。ブームを超え、カルチャーへと変容しつつ

日本産ホップの取り組みをたどり、未来のビールをのぞむ。特集「#日本産ホップを伝う(つたう)」を始めます。

普段からよくビールを飲まれている方なら、「ホップ」という言葉は耳にしたことがあると思います。最近では、多彩な味わいや香りを楽しめるクラフトビールが浸透してきたことで、ビール好きの方から好みのホップを聞くことも増えてきました。 ホップとは、ビールづくりに欠かせない原料の一つです。ビール特有の「苦み」と「香り」を与えることから「ビールの魂」とまで言われています。 生産地の中心は北米やヨーロッパ。もちろん日本でも育てられていますが、「日本産ホップ」の生産量はどのくらいかと言えば

地域とKIRINの挑戦。日本産ホップを通じた新しいビアカルチャーの創造へ

「日本産ホップを通じて、遠野から日本の新しいビアカルチャーを創造したい」。そんな想いを胸に抱き、農業、人材育成、観光など、さまざまな面からビールと向き合っている人物がいます。 彼の名前は、浅井隆平。KIRINのCSV戦略部 絆づくり推進室に所属する社員です。 CSVとは、「Creating Shared Value」の略で、「社会と共有できる価値を創造する」という考え方。社会課題への取り組みによる「社会的価値の創造」と「経済的価値の創造」を両立させ、企業価値向上を実現する

原料生産地からビールの里へ。ホップ畑から始まる遠野のビール造り【FARM to SVB #02】

日本の地域の魅力を知ってもらいながら、農作物からつくられるビールの多様性を楽しんでいただきたいという想いから始まった「FARM to SVB」プロジェクト。 これまで同プロジェクトでは、全国各地の生産者さんを訪れ、広島の八朔や北海道のハスカップなど、地域で生産されている特徴的な農作物を使用してビールを造ってきました。 ▼前回の記事はこちら ビールは麦芽、ホップ、水を主原料とし、酵母を加えて発酵させた醸造酒です。つまり、素材のすべてが自然由来のもの。大きな工場で造られるビ