マガジンのカバー画像

ビールの里を目指すメンバーが投稿した記事

12
ビールの里の取り組みには、様々なメンバーが関わっています。チームのメンバーが投稿した記事をまとめました。
運営しているクリエイター

#企業のnote

ビールを「ホップ」で楽しむ時代に。日本産ホップが秘める力と可能性【#日本産ホップを伝う】

「日本産ホップの取り組みをたどり、未来のビールをのぞむ」というテーマで始まった、特集企画「日本産ホップを伝う」。 100年以上の歴史があるキリンの日本産ホップに関する取り組みを、さまざまな角度から伝え、日本のビールの過去と未来をたどっていく企画です。 第1弾となる今回は、飲料未来研究所でホップの研究をしている杉村哲に話を聞きました。ドイツでの研究経験もある杉村は、国内外のクラフトビール事情に詳しく、研究者の立場からホップの魅力を解説。ブームを超え、カルチャーへと変容しつつ

日本産ホップの取り組みをたどり、未来のビールをのぞむ。特集「#日本産ホップを伝う(つたう)」を始めます。

普段からよくビールを飲まれている方なら、「ホップ」という言葉は耳にしたことがあると思います。最近では、多彩な味わいや香りを楽しめるクラフトビールが浸透してきたことで、ビール好きの方から好みのホップを聞くことも増えてきました。 ホップとは、ビールづくりに欠かせない原料の一つです。ビール特有の「苦み」と「香り」を与えることから「ビールの魂」とまで言われています。 生産地の中心は北米やヨーロッパ。もちろん日本でも育てられていますが、「日本産ホップ」の生産量はどのくらいかと言えば