手を抜いて、手を加える
なんでもない日だからこそ、少し手を加えたい。
そんなとき私はお菓子を作ったり、自分でパンを焼いたりする。
自分でつくった出来たてのものは私を一番幸福にするから。
午前中晴れているのにやるせなくて家で過ごしてしまった日。
家事がめんどくさくて30分で終わるような作業を3時間ぐらいかけて終わらせる日。
昼ご飯を納豆で済ませる日。
私たちは毎日全部頑張れないから、なにかひとつ手を抜くだけで余白が生まれる。
例えば食洗機を回した日なんかもそう。キッチンまわりについた油を入念に拭きとったり排水溝を綺麗にしたりケトルの中を重曹でブクブクしたり。
たまに手を抜くことは悪くない。違った視点で物事が見えるから。
ルーティーンも大事だけど、たまには一息ついて。
ものごとをいろんな角度からみれる余裕が生まれるように。
そしたらなんでもない日も特別になった気がしない?