ブリーディングローンってなぁに?
どうも、ブリーディングローンマッチング情報局の運営をしている
みんごすです。
本日は、ペットしてカブトムシやクワガタなどの昆虫や、タランチュラなどの奇虫などを飼育していると、ちょっと挑戦してみたくなる繁殖についての話題です。
今回は界隈でよく飛び交う言葉「ブリーディングローン」についてお話したいと思います。
ブリーディングローンとは?
ブリーディングローンは、動物園などの展示施設、奇虫などの流通量の少ない生き物の飼育者の間で広く行われている繁殖方法です。この方法は、飼育者同士がお互いに飼育個体を貸し出すことで、
これらの目的で行われます。
例えばタランチュラなどの奇虫や特定のモルフ(アルビノなどの個体の色)を出したい爬虫類や、より大柄の個体を繁殖させたいカブトムシ・クワガタなどの昆虫の飼育においては、ブリーディングローンが一般的に利用されています。
ブリーディングローンメリット
・雌雄を揃えなくとも、繁殖に挑戦できる
この方法の利点の一つは、一人の所有者が雌雄を揃えなくとも、繁殖に挑戦できることです。飼育者同士が協力し、一方が雌を所有し、もう一方が雄を貸し出すことで、繁殖を実現します。
・同血統の交配による弱体化リスクを軽減できる
また、お互いに血統を混ぜることができるため、手持ちの同血統の交配を繰り返すことによる弱体化リスクを軽減することも可能です。
・飼育者間でのコミュニケーションが生まれる
さらに、ブリーディングローンは飼育者同士の交流を深める機会でもあります。共通の趣味や関心を持つ飼育者同士が連携し、情報や経験を共有することで、より良い繁殖結果を得ることができます。また、ブリーディングローンを通じて新たな出会いが生まれ、コミュニティが形成されることもあります。
ブリーディングローンの注意点
ただし、ブリーディングローンには以下のような注意点もあります。
・必ずしも成功するとは限らない
特にタランチュラやカマキリは繁殖の際にオスを食べてしまうことが知られています。また、高額種≒繁殖が難しいということが言えます。残念ながら、オスが捕食されてしまうことは多々あるので、貸し出す側は繁殖できればラッキーぐらいの気概で送り出すのがよいでしょう。逆にオスを失うのが耐えられないという人は、繁殖への挑戦や貸し出しは避けたほうが良いでしょう。
・請負側の負担が多くなる。
一方でブリーディングローンの請負側の負担は大きいです。雌雄どちらも管理する必要があり、子供が生まれた場合、その数だけプリンカップなどの容器を用意する必要があります。そのため、事前に子供の配分や容器や送料などの費用をどちらが負担するのか事前に確認するのが必須です。貸し出し側と借り手の間で合意が成立し、お互いの負担や責任を明確にすることで、トラブルを避けることができます。私どもブリーディングローンマッチング情報局ではそういった条件の仲立ちを行っております。
・不誠実な飼育者もいる
残念ながら、一部ブリーディングローンをするうえで不適切な対応をする人もいます。
以上
これらのような事例には注意が必要です。
しかしながら、多くの方は誠実で繁殖成功に向けての努力は惜しむことは有りません、是非、一緒に繁殖挑戦をしてみましょう!
ブリーディングローンをやってみよう!
では早速、ブリーディングローンをやってみよう!
といってもいきなり同じ個体をもっている相手を見つけるのは難しい、また誰か分からない人といきなりブリーディングローンを行うのは怖いという方が多いと思います。
そこで我々はブリーディングローンマッチング情報局というアカウントを立ち上げ、ブリーディングローンに挑戦したい皆様の手助けになればと思い活動しております。
・ブリーディングローンマッチング情報局
・マッチングについて
Twitter上で、ご自身の個体の情報を掲載して多くの人に情報を発信することができます。また、掲載されている生体に対して、申し込みを行うことで、簡単にマッチングすることができます。
・ブリーディングローンマッチングの流れ
実際のブリーディングローンの流れについては、以下の記事にまとめておりますので是非ご覧ください。
・トラブル防止について
先に上げたようなトラブルが起こらないように、以下のような事項の管理調整をしておりますのでご安心ください。
終わりに
ブリーディングローンは、飼育者同士の協力と信頼関係に基づいた繁殖方法です。繁殖が失敗してしまった場合でも素直に報告するなど、誠実な対応を心掛けることが重要です。
一方、飼育者同士の交流や経験の共有を通じて、希少種の保護や増殖に貢献することができます。またそれらを通して自然個体の乱獲を防ぐ事にもつながり、生態系の保護にもつながっていきます。
今後、ブリーディングローンは、愛好家の間で広く受け入れられ、動物の繁殖活動においてより重要な役割を果たしていくことと思いますので。
皆さんも是非チャレンジしてみてください!
それでは!