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1st love宮城公演レポ/26歳嵐育ち、なにわ男子を観に行ってみた


なにわ男子Debut Tour 2022 1st love 

宮城・9月11日夜公演レポ(ネタバレあり)


初めてのなにわさん現場。
正直、行くまではちょっと怖くてですね。
長年みてきた嵐のライブとの差が気になってしまうのでは、とか。
全員年下のグループの、そのもっと年下もいる観客の、ノリについていけるのか、とか。母親目線で見るほど年上でもないしな、とか。
いろんなドキドキを抱えながら参戦した、数年ぶりのオフラインライブの、記憶をとどめるためのレポート。

※会場の雰囲気を楽しみに行くタイプなので、個人のファンサとかイチャイチャとかはあんまり覚えてなかったりする。

大歓迎仙台駅


0.Overture

ハート型のペンライト。裏にハートが描かれたチケット。上から見るとハートな花道。流行りのくすみカラーの衣装に身を包んだ10代らしき皆さん。
違う世界に迷い込んでしまったような空気感にハワハワしながら平静を装って本を読んでいたら、ぬるっと映像が始まって慌てて席を立った。

と思ったらプラチナのジェット(実物)が出てきて「ここは夢の国なんだ、ファンタジーの世界の中なんだ」と自分に言い聞かせることにした。なにわ国。


1.初心LOVE:1stシングル表題曲

機内アナウンス的な放送に合わせ、プラチナのジェットから降り立った7人。
表情が見えないくらい会場の後ろの方から眺めていても、すでにシルエットがかわいらしい…マスコットかな…?そんなピンクに身を包んじゃって…LOVEかな……??
「初心LOVE」がこのライブの全ての始まりであり、演出の根幹なんだな、と思う。

2.Dreamin’Dreamin’:アルバム1st love収録

まさかのキュート曲続けてきた〜この人たち、なにわ国の世界観に我々を引きずり込むつもりだ〜〜
振りも可愛かった記憶。ぴょこぴょこしてた。

3.僕らのI LOVE YOU:1stシングル収録

♪大橋「I LOVE YOU この世界中へ 贈る 愛のファンタジーを」
やっぱりファンタジーの世界に引きずり込もうとしていたんだね…と思いながら、この頃には時すでに遅しで、抱えていた不安も吹き飛んで大橋和也さんの歌声に聞き入ってしまった。

「なにわ男子参上!」、これは本当にライブの始まりのためにある素晴らしい曲だと思う。
冒頭2曲で世界観を見せつけられた後、C&R全開のテンション高まるこの曲と、花道を駆け回る彼らの煽りで完全に引き込まれてしまった。

しかし「あざといかわいい〜」から始まるメンバー紹介ターン、テンポ良すぎるし短いしでペンライトの切り替えに全然対応できなかった。あれは無理だな……

4.NANIWA’n WAY:1stシングル収録

3曲目のテンションを保ったまま、1stシングルメドレーに突入。
ここはバックステージでも踊っていた(多分)。ぴょこぴょこ飛び跳ねる7人を横からながめていてにこにこしていた記憶がある。

5.Starting bell:1stシングル収録

ここでちょこっと落ち着いた曲調、再びキュートの世界へ。
たびたび抜かれるりゅちぇがかわいらしい。彼のための曲だなと思うなど。
メインステージへ帰還。

6.君だけを逃がさない:1stシングル収録

怪盗風の映像を挟み、再び雰囲気チェンジ。ちょこっと背伸びモード。
どうやら何か悪だくみをしている7人組が警察から逃げている、という設定らしい。POLICEコスプレのジュニアが登場する寸劇を挟んだりする。

君だけを、に関してはサビ直前の高橋さんの印象が強い。この曲に不可欠なちょっとした気だるさの中核だなぁと改めて思った。さすがなにわのジョーカー。

7.What a funky time!!:1stシングル収録

大人モード継続。
ここの曲間の大橋さんの切り替えに目を奪われてしまった。かっこいいドラムとブラスのリズムで始まる瞬間、バッキバキの音ハメを見せる大橋さん。パフォーマーだ…
この曲は年上組はもちろんだけど長尾さんも似合うな〜。ちょっとチャラい、俺様キャラの表情がほんとうにうまい。

8.NANDE!?:2stシングル収録

ここで2ndシングルへ。
大人モード継続でありながら、ジャニーズらしいトンチキ感も滲ませる1曲。C&Rに最適なBメロのリズム、悲しげなのにコメディーみたいな空気感。骨の髄まで染み込んだジャニーズノリにワクワクが止まらない。

9.サチアレ:2stシングル両A面

いったん映像。「なにわとルームシェア」がコンセプトなのかな。朝の寝起きの様子を女の子目線で描いたストーリー。起こしてくれる長尾、大西。寝癖を直してくれる西畑、自分とお揃いの寝癖の藤原。目玉焼き作ってくれる大橋は「俺、キミが好きなんだよね…卵の黄身。あれ、なんで赤くなってるの?」。朝シャワー後の高橋。スタッフが全てのオタクの需要をわかっているに違いない役割分担。

からの、黄色の衣装に身を包んで登場。
始まる前の円陣で急に「ずんだもち!!」っていう叫び声が聞こえたけど、あれ西畑大吾さんよね。かっこいい曲続きの中で、急に楽しい空気になりました。
しかしどこにいても大橋さんが視認できる。一番ぴょこぴょこしてる人。

10.Good day!!:2stシングル収録

この曲、言われてみればサチアレの後しか考えられないな。
朝起きて、さあ今日もいい日になりますようにって、完璧な曲順だ…。

11.月火水木君曜日:アルバム1st love収録

来ました、私が最も不安視していた最強のアオハルソング。
どう考えても中高生向けの曲なんだけど、周りの年下の子たちに向けて歌ってると思えばそんなに気にならなかった。

恒例らしい高橋さんの振りは「さて今日はね宮城最終なんでね、みんなで曜日感覚を確認したいとおもいま〜す!!」←かわいい。


ちょっと投げやりな高橋さん「好き、だよ」も、大橋さんの情感たっぷり落ちサビも、花道で目の前でいただきました。みんな幸せそうでした。ありがとうございました。

12.魔法が丘:2stシングル収録

大西キーボード、道枝ギター、ハラハラ見守る私。
あっという間に日は落ちて、夕焼け色に染まる昇降ステージ。いや〜道枝さんが映えること。映画見てるみたい。

13.Brand New Heroine:アルバム1st love収録

道枝さんのソロで一気に引き込まれる王子様ソング。映画見てるみたい。
また一気に時計の針が進んで、夜のシンデレラ城に来た感じ。

14.Timeless love:アルバム1st love収録

あれ、でもまだ夕方なのかな。
前曲がキラキラ王子様恋愛ソングだとすれば、こちらはもう少し穏やかに幸せを噛み締める、じんわりと温もりを感じる恋愛ソング。
「きみがためおしからざりしいのしさへ〜」みたいだな。(?)

15.ちゅきちゅきハリケーン:アルバム1st love収録

じんわり幸せを噛み締めた後、画面に映し出されるポップな平成っぽいフォント「ちゅきちゅきハリケーン」に沸くオタクのみなさん。

センターステージに固まってちゅきちゅきポーズ、の7人。例外なく「ピースを閉じて少し曲げる ほっぺに突き刺しちゅきちゅき」をやらされる26歳。「何やってんだろ…」と正気に戻ってはいけない。
ここから怒涛のジャニーズトンチキ的盛り上がり。

16.妄想っちゅーDiscooooooo!!:アルバム1st love収録

「なんでやねん」サングラスをかけて白スーツ?で登場。
西畑さんの顔芸。これぞジャニーズ。
こういう曲もっとやってくれないかなあ。
※丈橋事件ってここだったかな?(MCについては別記)

17.関西アイランド:Jr.メイン

大西風雅さんの存在にここで気づく。
この日のジュニアは風雅、西村拓哉、Ambitious(あと何人かいたがわからず)。
風雅さんは一人でがむしゃらに踊っている。というか本来の振りがわからないくらいに暴れている。
そして花道で丈くんと向かい合って二人で暴れる。兄さんに遊んでもらって嬉しそうだった風雅さん。

【MCタイム】

同世代男子のイチャイチャとかいうの、こちらからするとあまりにリアルでそんなに好まないのだが、近年稀に見る丈橋回だったのは確かで、そのうち冷静になったら書き記したい。二人の信頼関係は大好きです。


18.なにわLucky Boy:デビュー前、アルバム1st love収録

デビュー以前の歌唱映像が、少しずつ時を巻き戻して流れる。デビューまでの道のりを辿るメドレーのスタート。ほぼメインステージ。
この曲で彼らが出てきた時、嵐のpopcornライブを思い出してしまった。テイストと使われてる音色が似てると思うんだよなあ。

このメドレーは全曲短くて悲しかった。もう少し聴きたかった。それでも、デビュー後初めてのツアーという位置付けである以上、歌ってくれるのが奇跡みたいなところで、このくらいの取り上げ方がちょうどいい落とし所なのだとは感じた。

メインのスクリーンには、同じ曲を同じ衣装で歌う昔の映像も同時に流れていて、感慨深くなってしまう。映像中の大西さん、ほんと幼い。

19.アオハル~with U with me~:デビュー前、アルバム1st love収録
20.soda pop love:デビュー前、アルバム1st love収録
21.僕空:デビュー前、アルバム1st love収録

このあたりほんと短かったな〜〜

22.夢わたし:デビュー前、アルバム1st love収録

昔の映像を見たばかりだから余計に、この壮大な曲をこれほどしっとりと歌い上げるまでに成長してしまって…高校球児を応援する側になるくらい大人になってしまって……と、保護者目線で感動してしまった。

22.夜這星:デビュー前、アルバム1st love収録

間奏の円になって回る踊りがほんとうに好きなのだけど、省略されていて残念。
でもその省略された短い曲中で、粘りというか、夢わたし以上のしっとり感が表現されていて。これほどのテンポ感でいろんな曲調の歌をパフォーマンスするのってすごいんだな、などと思う。

この辺りからライト演出がつよつよに。保護者目線だったところを、一気に「ショー」に引き込まれていく。

23.Shall we・・・?:デビュー前、アルバム1st love収録

キレッキレのライトの中でバッキバキに踊る7人に、会場もヒートアップする。高橋さんが似合う、紫色が似合う曲。

24.2Faced:デビュー前、アルバム1st love収録

会場に響き渡る爆音低音。客席のこちら側まで熱い炎。ぐるぐると照らされる強い光線。流石にペンライトを振るのも忘れて見入った。言葉が出なかった。

落ちサビ前高橋さん「let's shake it fun」は、歌い終わった後に舌ぺろパターンでした。

25.The Answer:2ndシングル表題曲

2Facedの後にこれ持ってくるの、天才かもしれないと思った。
デビュー前クール曲の筆頭→デビュー後クール曲の筆頭、の場面転換で、似た曲調を保ちながら一気に現代に引き戻された感じ。ついにラストに向かってるんだなという寂しさを覚え始める。

26.シンシア:アルバム1st love収録

完全に現代に引き戻される。デビュー後のJ Stormを感じる。
7人は一生懸命に腕を振っていて、双眼鏡を覗いているだけだった人たちも合わせてペンライトを振る。終わりが近いんだな、と思い、ジャニーズライブの醍醐味ってこの一体感なんだよな、と思う。

タワーで上がったのってこの曲だったかな??
大橋さんが目の前のタワーだったのだが、あまりに元気に激しく動くので、一人だけタワーがガッタガタいっていた。怖くないのか心配になってしまった。



27.Welcome to アイラブユー:アルバム1st love収録

この曲も伝統ジャニーズらしいよなあ。youth caseさん作詞作曲、石塚さん編曲だもんなあ。幸せを歌い上げながらも、しんみりさをたたえる曲。



【挨拶】



28.Emerald:アルバム1st love収録

ファンのみなさんに届けたい曲、というような西畑さんの紹介で始まり。

「僕から贈る 夢見ててずっと 焼きつくほどずっと」
改めて見返すと、デビューまでの道のりを振り返り、デビュー後のこれからに希望あふれた彼らのライブを締めくくるのに、ぴったりの曲だ。

29.ダイヤモンドスマイル:デビュー前、アルバム1st love収録

ファンに愛されるダイスマをラストに置いてくれてありがとう。
みんな輝いていたなあ。

アンコール

30.なにわの男子やねん!:アルバム1st love収録

アンコール出てくるの早い。休んでる暇ない…笑
ジュニアも交えて会場全体使ってわちゃわちゃ、楽しかった。スタンドカートが西畑長尾(左)、道枝藤原(右)、後半で左右交代。アリーナは大橋大西高橋とジュニア。

そしてこの曲、カートが席の目の前の通路を通って驚愕。ゼロ距離。
西畑さんはテレビや雑誌で見るままの綺麗なお顔立ち。髪ふっさふさフッワフワで、もはや子犬。
長尾さんはキラッキラおめめでニコニコ手振ってくれて。でもちょっと余裕ありげな王子様感。
道枝さんは長いコートを優雅にはためかせながらカートに乗車。手足長すぎてへぇ〜と見とれてしまう。近くてちょっと恥ずかしそうなのかわいい。

そしてなぜかいちばん印象が残っている藤原さん。楽天のユニフォーム(ありがとう!!)を着て、まんまる目を見開いて、席の上の方からカートの下の方まで覗いて全力で手振ってくれる。ファンサも全力。これがリア恋兄さんか、と妙に納得する。

31.初心LOVE

2回目の余裕、替え歌祭り。
長尾さんが「なにふぁむに見られたらどうしよう〜」と歌ったと思えば、
負けじと「丈くんばっかりで〜もうバカみたいだ〜」と言いながら藤原さんに近づく道枝さん。びっくりして振り返り、目があって嬉しそうな藤原さん。

この日ラストの「ねえ、今もだよ」は大橋さん。ありがとう……。

吉川太郎と誰かが花道でわちゃわちゃしてたんだけど、誰だったかねぇ。この辺りで終電の時間切れ、退場。


シャトルバスと誘導人員の数…。運営に関わる全ての方に頭が下がる思い


結局のところ、ノリに付いていけるのかという不安は常に持ちつつも、我を忘れて全力で楽しんでしまった。キラキラな世界に引き込まれてしまった。

このライブを通して、彼らは何度客席に向かって「LOVE YOU」と口にしたのだろう。あまりに愛の大きいライブだった。

年齢なんて関係ない、と言い切れるかはなんとも言えないけれど、たまにはこの夢空間に足を運んでファンタジーに浸ることができれば、こんなに幸せなことはない、と思った26歳の秋でした。


ファンタジーな世界から戻りたくなくてアルコールに浸る大人の図


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