見出し画像

【毒親育ち出身】わたしの生い立ち編

わたしがお伝えしたいと思っている【自分を取り戻して生きる術】以外にも、もしかしたら、わたしがどんな道のりを歩んできたのかに、興味を持ってくださる方がいるかもしれないな、と思い。
自己紹介を兼ねて、わたしについて少し語ってみたいと思います。
お付き合い頂けたら、とってもうれしいです。


🔳わたしの生い立ち・家庭環境

わたしは、しつけに異様に厳しく、感情的に暴力・暴言をふるう母の元、まるで軍隊のような家庭環境に育ち、自分自身を押し殺して生きるしかなかった人生前半期を過ごしました。

母親の偏った正義感や物事の考え方が、我が家のすべてのルールでした。
常に、彼女の手の届く範囲に、50センチ物差しが置かれ、母親の言うとおりに動かなかったときには、有無を言わさずその物差しによりお仕置きを受けました。恐怖の「10秒カウント」も彼女の常とう手段でした。
カウントが0になるまでに、言われたことを行動に移さなければ、その物差しで執拗に叩かれたものでした。
感情的になった母親は、ヒステリックそのもので、その波が治まるまで、ただひたすらに「ごめんなさい。もう二度度しません。」と謝るしか、わたしには方法がありませんでした。
そのほか、罵倒、叱責。兄妹と比較してわたしを差別的に扱うこともよくありました。繰り返し言われていた「あんたなんか産むんじゃなかった」という言葉は、幼少期のわたしには本当につらかったです。
「わたしだけ、ほんとうに愛されていないんだな」と思ったものです。

そして、表向きには「しつけ」として、できないこと、いけないことを正している。という名目のもと見事に正当化されていたので、
おそらく、教育熱心な母親くらいにしか、外には映っていなかなったのではないかなと思います。

そして、私には小学校高学年になるまでの記憶がほとんどありません。
(あんなにも色々してやったのに、なんて恩知らずなんだ!母には責められますが。。。)
でも、そうすることで、感情や体の感覚を自分から切り離すことで、
自分を守ってきたのだと思います。
無意識にではあるけれど、そうして生き延びてくれた私の身体に、今は感謝があります。

🔳毒親育ちの子育て

縁あって、結婚し、わたし自身が母親となりました。
自分の生い立ちと、母親の行いを、反面教師に子育てをしていましたが、
自分を押し殺してきたまま生き方や、自身の生い立ちを消化できないままの子育ては、決して順風満帆とはいかず、負の連鎖と、自己崩壊を招くこととなりました。32歳の頃でした。

その後、愛するわが子への「負の連鎖」を断ち切りたい一心の想いで、自分の生い立ち「毒親育ち」・「虐待育ち」を乗り越えるために自己理解・自己探求・自己受容・人間心理の分野にひたすらに没頭し、探求・研究を重ねるようになっていきました。

🔳「毒親育ち」からの自立

おおよそ10年間ほど、様々な心理学や理論、カウンセリングを学び、
心の傷を癒やし、「自分自身の本質」を取り戻すプロセスに辿り着きました。
【自己理解から、現実・自分を変える】様々な知恵・知識・学びを基に、わたし自身が、自分を取り戻し、自分を力強く生きる変容のプロセスを経験・体現しています。今もその道を歩んでいる最中です。

そして、わたし自身が、精神的に親からの「自立」を果たせたことで、
結果的に、「毒親だった母親の心の傷を癒やす」こともできました。

長い時間をかけて、自分の傷を癒やすことで、母親との関係性が大きく変わりました。母と祖母との間にあった古傷でさえも、癒しに向かうことができたようです。
今では、孫の学校の送迎をよろこんでやってくれている姿をみて、安堵と感謝を素直に感じられるようになりました。

🔳活動実績

この様々な学びの知恵を、一人でも多くの人に届けられるよう、
国家資格キャリアコンサルタント、そして、自分を生きるための人間意識の探求家・情熱家として活動しています。

国家資格キャリアカウンセラーとして、大学・高校キャリア授業講師、企業面談・学生就活相談・個人セッションなどの活動。(2022.12現在、5000名以上実施)
「おとなの学校」では、自己変容サポートする少人数制ワークショップ。
「BREATH.」では、ひとりひとり丁寧に向き合う1on1セッションを提供しています。

今後は、
毒親育ちの傷を癒やし、自分自身の人生をあゆみ出す自立を支援する
「毒親育ちからの自立コミュニティ」の活動にも注力していきたいと思っています。

=これまでのまなびの一部をご紹介=
私が愛してやまない、自分を精一杯生きるための尊い知識の一部をご紹介します。
・NVC (人生を生きていく上で、どの方にも必須のツールだと思います!)
・Authentic Leadership上級講座修了(NVC)
・潜在意識と信念・自己概念(イラショナルビリーフ・メンタルモデル)・心の傷、愛着トラウマ(五つの傷・愛着障害)
・ネイティブアメリカン先住民の叡智
・ナラティブカウンセリング
・そのほか、各種心理系理論(ドナルド・E・スーパー、ジョン・L・ホランド、ジョン・D・クルンボルツ、ナンシー・K・シュロスバーグ、マーク・L・サビカス、L・サニー・ハンセン、エドガー・H・シャイン各理論)


🔳最後に

「毒親育ち」であることが、惨めで恥ずかしくて、そして誰にも痛みを理解されない孤独さを抱えて、明かすことができなかった時代を経て、
いまは、過去を認め、心に負った傷を癒やしていくことができる時代になってきたと思います。
「毒親育ち」から自立して、自分の人生をあゆむことができるのです。
そのために、自分が自分の道を生きていくために【自分を取り戻して生きる術】を知ってください。

だいじょうぶ。あなたはひとりじゃない。

ご意見・ご質問・励ましの言葉などなど、大変よろこびます。
どうぞお気軽に、お問い合わせくださいね。

読んでくれて、ありがとう
「BREATH.」masako

#毒親育ち #毒親育ちからの自立   
#自分を生きる #自分を取り戻す #自分を変える  
#現実を変える


いいなと思ったら応援しよう!