EP.19 Wolf
【BREAKIN DOCUMENT 挨拶】
この度は、「BREAKIN DOCUMENT」~Learn for various bboys life~にアクセスいただきありがとうございます。こちらでは、日本中の多才なbboy(ブレイクダあンサー)たちのインタビュー記事を掲載していきます。
私が出会った中には、サラリーマン・医者・農家・フリーランス・公務員など様々な方々がブレイキンというダンス・カルチャーを生活に取り入れています。彼らは、それぞれ美学をもちブレイキンをライフスタイルとして取り入れ、今もなお踊り続けています。
私は、彼らが何を思い踊り続けているのか、ブレイキンが彼らの生活の中でどういった位置づけにあるのか興味があり、このプロジェクトを始めることにしました。
本ブログでは、ライフスタイルにブレイキンを溶け込ませ今も踊り続けているbboyたちに焦点を当て、彼らの生きざまを記録し、発信していきます。そして、購読者様の「bboyマインドの形成及びライフスタイルを充実させるための考え方の引き出しとなること」、「これからブレイキンを始めてみたい人たちのバイブルとなること」を目的とし、協力者様の貴重なインタビュー記事を掲載させていただきます。
この活動を通じて、関わってくださった皆様の生活が豊かになることを願っております。
※なお、活動で得られた収益は、「BREAKIN DOCUMENT」の活動・イベントに使わせていただきます。
※ 記事内で使用させていただいている写真に関しては、インタビュイー様から承認いただき、ご提供いただいた写真を使用いたしております。
1. プロフィール
・bboy名:Wolf
・レぺゼン:他力本願、姫路
・職種:会社員(スポーツ施設の運営管理)
・年齢:34歳
・ダンス歴:18年(16歳〜)
2.ブレイキンを始めたきっかけは?
高校の時に学園祭があって、その中の出し物でブレイキンをやることになったのがきっかけです。それがめちゃ面白くて、そこから始めた感じです。
その高校で先輩がダンスをやっていたので、教えてもらうようになりました。なので何かを見て、これが衝撃的でって感じで始めたわけではないんですよ。自分の世代だと、岡村とゴリを見て始めた人が多いんですけど、自分は少し時期がずれていました。
ブレイキンを始めて最初の半年は、昼休みにちょろっと練習するぐらいだったんですけど、高校の部活が終わってからは、ガチでやるようになりました。
学校が終わってから昼の16時から21時ぐらいまで練習場所に入り浸っていた感じです。当時は、ストリートの練習場所ではなくて、高校生を応援する施設があったのでそこを利用していました。
そこで一緒に始めた子と5時間ぐらいだべりながら練習してました。卓球もしながらね。笑 床はフロアというよりはカーペットみたいなところで、体を擦りながら練習していました。
それから広島の大学に進学しました。大学では、ブレイキンをやっている人がぜんぜんいなかったので、基本的には、一人でずっと練習していました。
Shangri-LaのEricさんと家が近かったので、時々一緒に練習したりはしました。
ブレイキンにのめり込んだ時期は、何点かターニングポイントがあります。まずは、ウインドが20周ぐらいできた時と、広島のバトルに初めてでた時ですね。
ウインド20周回れた時は、本当に回ることだけをやっていた時期でした。当時は、ただただ回りたかったからずっと練習していましたね。パワーの成長は早かったんですけど、立ち踊りやフットワークの部分はぜんぜんでしたね笑
それと同時期に、バトルというものにもめちゃ興味が湧いてきて、ぐっとのめり込みました。それが、19歳の夏ぐらいでしたね。
あとは、他力本願に加入した時もターニングポイントですね。ここまでチーム練習をして、CREWとして活動するきっかけとなったのは他力本願が初めてでした。
そこで初めて、チームとして自分以外のものにのめり込んだ感覚がありました。仲間と共に作り上げるって感じですね。
その結果、2014年と2017年にBotyにチャレンジして、2017年で予選を上がることができました。
なので総じて、他力本願に加入したこと、ウインドが20周回れたこと、バトルに出るようになったことが自分の世界を変えてくれましたね。
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