会員制度
魅力的な会員制度
明るい豊かな社会を築くために多くの人が活動しています。
しかし、そんな社会を実現するためには大きなパワーが必要です。
社会を変革するには大きなパワーが必要です。
大きなパワーは一人ではできません。
あなた自身の大きなパワーももちろん必要ですが、その志や理念に共感する仲間の力が必要です。
そういう仲間を集められることが、社会を変えるためには必要です。
では、仲間を集めるためにはどうすればいいか。
それは、やっぱり「志」や「想い」から始めるしかないと思うのです。
そのあふれる想いが人を惹きつけパワーに変わっていく。
会員制度というのはあくまでも器を作るというイメージです。
あなたの想いからみんなの共通の想いや理念へと変える器。
組織の理念に共感してどのように関わっていくのかを受け入れる器でもあります。
団体の方向性を決めていきたい。
お金で貢献したい。
行動を通して関わりたい。
それぞれの人が置かれた立場や環境でも関わり方は変わってきますが、それぞれの想いは同じ理念に向かい、理想の社会のためにあります。
そんな仲間を作っていくためには、自分の想いだけでは集まりません。
自分の想いも当然必要ですが、それが、仲間になる人にとってどんな魅力(メリット)を出せるのかというところもきちんと伝える必要があります。
伝え方に工夫が必要になります。
では、より魅力的な会員制度を作るためには、どうすれば良いのでしょうか?
まずは、その会自体の魅力を上げるというのが前提とはなりますが、会員制度でどのような工夫があるのかを考えてみましょう。
会員には、主に正会員と呼ばれる人と賛助会員と呼ばれる人と、大きく2つに分けられると思います。
そして会によっては特別会員だったり、名誉会員だったり、マンスリーサポーターなどいろんな名称でよばれたりする場合もあります。
では、正会員とは何か?
基本的には議決権を持つ社員と呼ばれる人が正会員となります。
ここで、社員という言葉が、誤解を招きそうですが、一般社会でいう従業員という意味とは違い、会の方向性を決める議決権を持つ人のことを言います。
言うなれば、団体の理念に賛同して、団体の方向性を決める権利も買いたいというのが、正会員の会費となります。
一方、賛助会員は議決権を行使するまでとはいわないものの、理念には共感して応援したいという気持ちのある方です。
スポンサーみたいな感じですね。
ポイントはこの賛助会員をどうやって増やすかです。
まずは、他の団体がどのような会員制度を設計しているのか、研究するのもいいと思います。
いろんな団体がいろんな工夫をしています。
その工夫の表れが、特典に出ていたり、表現方法に出ていたりします。
「会員になれば、会報送付」
「会員になれば、名前を載せます」
「会員特別参加費」
「こういう人を一人救うには○円必要です」
入金方法も多彩に取り揃え、入金の負荷を減らす工夫をしているところもあります。
あなたの理念に共感しそうな人が、どういうことを望んでいるのか、そういうことを意識しながら設計してみてください。
会員制度も寄付のひとつの形です。
会費は、基本的には会の趣旨に賛同いただいた方から頂くことになるので、安定収入につながりやすくなります。
仲間からお金を取りにくいという方もいます。
でも、お金がなければ活動は続けられません。
仲間が一番期待していることは何ですか?
社会が良くなることではないでしょうか。
仲間を増やすという意味でも、活動資金の安定化を目指すという部分でも
会員制度について本気で考えてみてください。
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