BREAK

ダーツ・ゲーム・映画・音楽を楽しみ尽くしたい。

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最近の記事

足音

学生の時から日曜日の夜はあまり好きじゃなかった。次の日が学校だからというよりも地元のAMラジオ局では停波する時間帯があり、日曜日の午前1時には放送が終わる。それがたまらなく嫌だった。無音に耐えられず時には雑音混じりの放送を探すこともあったぐらいだ。 ちょうど2週間前だろうか、とても怖い思いをした。自分の部屋で生首を目撃したのだ。その時の恐怖も幾分薄れてきた頃に再び恐怖は訪れた。 その前に部屋の構成の説明を簡単にしておく。 僕の部屋はドアを開けると入口すぐ左手に大きな箪笥、

    • パトリオット ~特命諜報員 ジョン・ダウナー~ シーズン1

      過去にこれほどまで愛せる諜報員がいただろうか。しかもNOCという非合法諜報員で。 多くの人は諜報員と聞くとイーサン・ハントやジェームズ・ボンドのような完全無欠でスマートな諜報員を思い浮かべるだろうか。確かによくある諜報員の描写と言えば秘密裏に情報収集をしたり時には非合法な行為を痕跡を残さずやるイメージはあるが、もしそのイメージを持ったままこのドラマを観ると恐らく拍子抜けするハズだ。 イランの核武装を阻止するためNOC(非公式諜報員)として送り込まれたジョン・ダウナーはとにか

      • プライベート・ライアン

        オマハビーチに迫る舟艇の中。 この時から既に正体不明の緊張感と焦燥感に煽られる。当時、映画館で観た時からこの感覚の正体は何かずっと考えていた。 過去の話になるけど僕は陸上自衛官で後方支援職種の通信科の隊員だった。部隊配属になって間もなく装備品が入れ替わる時期に差し掛かったが、優先されるのは所謂、戦闘職種と呼ばれる普通科(歩兵科)や野戦特科(砲兵科)の部隊等で後方支援職種には迷彩服ですら旧型のまま。新型の迷彩服に袖を通せたのは僕が除隊する1年前だった。それが故に旧装備・装具とも