BRAVO DIGITAL ACADEMY創設の日々
- 音楽家のあふれる想いを届けたい -
先ほどプレスリリースが発表され、ドキドキしている泉です。
まずは自己紹介から始めさせてください。
普段はクラシックの演奏家の方を取材し、クラシック音楽情報誌「ぶらあぼ」の読者に記事を届ける仕事をしています。
(こういう音楽情報誌つくってます。見たことある、読んだことある、嬉しいです!毎号読んでる、すごく嬉しいです!!ありがとうございます)
毎号、素晴らしいアーティストに出会い、取材して読者に届けるというお仕事は、とても刺激的でやりがいを感じると共に、ひとつ気づいたことがあります。
それは取材で出会うアーティスト、すべてに共通していることがあるということです。
それは・・・
音楽へのあくなき情熱とそれを多くのひとに届けたいという溢れんばかりのエネルギーに満ち溢れた熱い想いです。
しかし、今回のコロナ禍によって演奏家だけでなく、多くのクラシックファン、そしてたくさんの子供たちが音楽に触れる機会を失ってしまいました。
- 学校でみんなと合唱や合奏ができない世界 -
たとえば私が小学校の時には、学校で大きな声でみんなで合唱をしたり、音楽室にある楽器に触れてみたり、吹いてみたり、みんなキラキラした顔でおっかなびっくり触っていたのを覚えています。
また、習い事でピアノなどをやっていない子も、音楽の授業でリコーダーやピアニカという自分の楽器を持つことができました。
吹奏楽でも、コンクールや大会などの目標に向かって、みんなでひとつの曲を合奏する、そういうことが日常でした。
コロナによって日常が変わり、新しい生活様式が求められる中、これまでと同じように、子供たちが音楽に触れる、楽しむこと、学ぶことが難しくなっているのが現状です。
- わたしたちの使命、カルマ -
私たちクラシック音楽情報誌「ぶらあぼ」は、27年間にわたり多くの演奏家やファン、そしてクラシック業界関係者の皆様と共に歩んできました。
現在、多くの演奏家や演奏団体も苦しい状況にありますが、何より今、将来を担う子供たちが質の高い音楽に直接触れる機会が減っていることこそ、最も憂慮すべき問題です。
ただ黙って見ているだけでなく行動すること。すなわち私たち自身も一歩踏み出すこと、それが、
新しいオンライン音楽教育「BRAVO DIGITAL ACADEMY(ぶらあぼ デジタル アカデミー)」を創設し、多くの子供たちに音楽に触れる機会を届けること。
この発想は、あっという間に編集部内でも想いが一致しました。そして経営メンバーも「やろう!私たちがやるべきこと。」と、想いが伝わり合う空気感に私は感動して鳥肌が立ったのを覚えてます。
「せっかくだから第一線で活躍するアーティストに触れる機会を届けるのがいいんじゃないか」編集長の鈴木の言葉でした。
「今電話してみるよ、ちょっと待ってて。」
翌日、鈴木から3名のアーティストが賛同してくれることになったと聞いたとき、私は二度目の感動の鳥肌でした。
今回、講師を務めるのは、
東京交響楽団コンサートマスターの水谷晃さん
SWRシュトゥットガルト放送交響楽団コントラバス奏者の幣隆太朗さん
NHK交響楽団首席ホルン奏者の福川伸陽さん
という日本や世界の第一線で活躍するトップ・アーティストです。
BRAVO DIGITAL ACADEMYマスタークラスを通して、彼ら自身の日頃の練習方法や音楽に対する考え方、アプローチ方法を共有するという、本来クローズドであるはずの世界に、日本中の子供たちが、地域を問わず自宅にいながらにして触れることができるのです。それは、まったく新しい音楽教育の姿と言えます。
- BRAVO DIGITAL ACADEMY絶賛創設中 -
プレスリリースが出てドキドキしたのは、想いがどこまで伝わるか、ということももちろんですが・・・
今まさにウェブサイトづくりや、アーティストの想い溢れるマスタークラスの収録・編集作業、他もろもろ準備しています!
そしてマスタークラスの配信は10月22日に決定!
残り約1か月ちょっと(営業日だともっと少ないけどb関係ない!)、このブログでBRAVO DIGITAL ACADEMYが配信当日迎えるまでの、アーティストの収録や編集、社内の会議や議論、アカデミーが創設されるひとつひとつ、さまざまなことを発信していきたいと思います。
(応援してもらえたら、とてもとても、とっても嬉しいです)
クラウドファンディングのご支援も一目見て頂けたらとても嬉しいです。ご支援してくださると飛び上がって喜びます。宜しくお願いします!
つづく