鬱病の父を支えるのが限界になっていた家族の話
私が小5の時に、父は鬱病と診断された。
そして、ある日家族の前で「俺は明日死ぬ」と宣言した。
その言葉を聞いて私は咄嗟に、号泣しながら「死なないで」と父に泣きついた。
その時は「こんなこと言ってごめん。もう少し生きてみる」と言ってくれたけど、
数日後には「何で俺はお前らのために生きなきゃいけないんだ?死なせてくれ」と怒るようになった。
私が中学生になってからは、父の病状が悪化する一方で、処方される薬の量がどんどん増えていき、様々な副作用に苦しみ、合う先生も見つからず病院を転