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サラリーマンを辞めた理由
・結論
ゴールが見えないと悩む日々に
上司のパワハラ発言、態度で意思確定。
・プロローグ
がむしゃらに働く日々にふと我に帰ったとき
このまま働き続けることが可能なのかと考えることがあった。
その当時の残業時間が月60〜80時間
仕事終わりの片付けとか実働と考えると月+10時間ぐらい
すーさんより先輩ももちろん働いているが
ほぼ現場ではなく事務所。
現場が帰るときにも残って事務作業?
タバコ吸ったり携帯触ったりで工場閉めるまで待機という感じ
その時までは
自分の現在の状態がなんだか半永久的に続くような気がして
そして給料も少しづつ上がっていきながら定年を迎えるような気がして
特に考えることも心配もせず時間だけが過ぎていってました。
落ち着いて
将来的に自分はどう言う立ち位置でどんな仕事をしてるだろうと考えてみたりして、
職場の先輩をみると自分の数年後の姿が想像できるというので想像してみたけれど
とてもじゃないけど
な・り・た・く・な・い・よ!!
でもこの会社にいる限り
それ以外のゴールが見えない、、、
そんなもやもやで日々を過ごしていたのです。
・あがいてみた
と、いっても
すーさん自身がやりたくて選んで就職試験受けて入社したわけで
自分のなりたいポジションさえ見つけることができたら辞める必要もなくなる!
ありました海外派遣部門
業務内容は海外の技術支援
3、4年で帰ってこれてそのまま本部コース
海外で働くことにすごく憧れがあり
『ぐっと地球便』を録画してたぐらいの自分にはぴったりじゃないか!
早速問い合わせ
コロナで部門自体が廃止
復活予定は未定
無念!
じゃあ他には無いのか
あるじゃん本部の教育部
人に教えることが好き
業務内容は高難度修理の解析や社員の教育
体を使うところから頭を使う部門へ
ワークシフトは完璧だ!
早速上司に相談
確実にその部門に移動する方法はわからない。
人事の気まぐれでランダムに抜擢されるシステム
会社の検定をとってたら有利かもしれない
そもそも本部は現場より立場が低いうんたらかんたら
参考にならねぇ
どんまい自分!
あがいてわかったこと
みんな自分のこと以外は適当
会社の人事も適当
ある程度の人当たりの良さ、適度のごまスリでなんとかなる
会社の検定は多少影響するかもね
とりあえずその事実が判明した時は
仕事を真面目にこなしながら
検定の勉強をして階級を上げること
にしました。素直。
・晩御飯食べたい
コロナ真っ盛りの頃
仕事は一切暇にならず
なんなら忙しくなる一方で
感染者により少しずつ現場の人数が減っていく毎日。まるでバイオハザード。
圧倒的な人数不足により
会社はコロナ感染してる社員を隠蔽する始末
職場を管理する上司に至っては
コロナにかかるやつは気合いが足りひん
自己管理ができてないって朝礼で言うてる状態
後に我が子が感染したら手のひら返して
感染するのは仕方ないです。
みなさん油断しないで!と
真剣な顔で言うてました
人間て不思議ですね。
緊急事態宣言が発令しているので
24時間営業の店がほぼ全て時短営業に変わり
いままで深夜帯に仕事終わってから外食で済ませてたパターンができなくなってしまった。
当然家に帰ってから作る元気はなく、
朝も起きれないので実質一日一食。
足らずはお菓子などの間食でまかなうという生活スタイルに、、、
そのとき思った
ちゃんとした時間に晩御飯が食べたい。
この気持ちは辞める原動力にもなりました。
・なんでそんなに働いてたのか
一般家庭で育ったすーさん
高校まで月3000円の小遣い制
バイトは年末年始以外禁止という家族の決まり事があり
高校卒業までは年中金欠boy
その時感じた
お金がなくて選択肢が狭まる
自分に余裕がなくなる
あの嫌な感覚が忘れられず
その反動で
バイトが解禁された専門学生時代は
戦闘機のように年始からトップスピード
働くこと以外何も考えてないので
年末近くなると
社会保険や所得税の壁にぶち当たり
年間100万前後で急減速。不器用ちゃん。
中古だが車を所有していたこともあり
その維持費も金銭的ストレス
高卒就職組の同年代の友達と遊ぶと金銭的差がでてたのもこの頃
それが社会人になりやっとフルタイムで働けるってなって
残業代が全額支給(なんなら割り増し)の会社だったので
それはそれは水を得た魚のように働きました。
お金が欲しければ残業する。
これが全てであり真理でした。
・上司の大激怒
自分の車を仕事終わりに整備する文化というのが会社にはあって
気持ち早く終わった日などは
オイル交換やタイヤ交換など
現場でやっていいのが暗黙のルール。
事務所側もそれを黙認し
なんなら事務所の人間も自分の車を
整備してることもチラホラ
辞める3年前ぐらいに工場が建て替えになって
監視カメラ満載の工場になったこともあり
一時期は減少してましたが
特に作業してても何も言われないので
定期的に作業する人は作業してました。
そんなある日
いきなり会議室に呼び出され
部屋にはエリア長レベルの偉いさん
ピカピカ革靴、スーツで登場です。
なんか嫌な雰囲気だなーと思っていると
壁に写し出されているのは
一台の車とすーさん。
角度的に監視カメラの映像で
その時整備した同じ会社の子の所有の車が
整備場から出ていく様子
上司
『これなんや?』
すーさん
『車ですね』
上司
『んなもんわかっとるわぁぁぁぁ!』
大怒鳴りかまされたあとは
見損なっただ
期待してたのに裏切られた
ほんまにこんなことしてアホなんか
暴言、罵倒のフルラインナップ。
要は仕事場でプライベートの車を
整備するのが気に食わない
手際がいいので日頃から作業してるだろう
映像に全て残ってる、裏は取れてるから白状しろ
何よりタイムカード切ってないのに自分の車触るとは何事や
とのこと
ちなみにその車は会社の後輩の持ち物で
少し手間のかかる作業のため
伝票を作成して会社にお金を払ってやってる正式な作業で
作業担当がすーさんに一任されたので整備しただけのこと
てかまず自分の車じゃないのに
時間割いて作業せんだろと、いいたいところですが
たぶん自分たちのことよく思ってない人が職場にいて怪しいと思って密告したのかもしれませんね。
あまりの剣幕にとりあえずだまって過ごしましたが腹が立ってきたので
各状況の説明
解釈のずれがあることとこちらの意図
そしてパワハラであること
上記3点を直属の上司に伝えたところ
その上司含め三者面談みたいな形ですぐ謝りにきました。
言い過ぎたって
期待してたから裏切られたと思って感情的になってしまったって
直属の上司から聞いたら勘違いもあったみたいで引き続き期待してるよとのこと
とりあえず録音して
別にいいですけど死ぬまで忘れませんとだけ伝えて解散。
パワハラってパワーワードやなと実感。
その手のひら返しも不快でしたし
この会社にとどまる理由もないし
未練もない、なんなら見返してやろう
とりあえず上司の『期待してる』は
そんなに仲良くないクラスメイトの
『また飯いこな』ぐらいあてにならないことが
判明したので良しとする。
そういった経緯で会社を退職する決意が固まったのでした。
ご清聴ありがとうございました。