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noteを書くために(文学は心を扱う⑬)

書くことは、ふりかえることである、と以前書いた。

このnoteを書くために、いろいろな書物へ立ち返っている。
懐かしき再訪。
自分の中で、「つなげていっている」。
人間の脳内で、ノードとノードが、ニューロンとニューロンが、ミームとミームが、つながっていく。
引用しつつ、ウェブ上で「つなげていっている」。
論文の中で、論文同士が引用されてつながっていくように、noteで引用してリンクして書いていくことで、何かと何かがつながっていく。
読者と、その書物を、「つなげていっている」。
noteはSNS的な要素も強い。
つながっていく、という感覚。
読んで反応を頂けると、嬉しい気持ちになる。

子どものSNS使用では、子どもが悪しきものとつながったりする。
善きものとつながったりもするのだが。

私は40数年しか生きていないから、物心ついて振り返れる過去は30年ほどだ。
物「心」ついて、と書いたが、「心」というのはそういう、現実の知覚、味わった作品世界、そういう経験の、今現在の総合なのだろう。

今、読み返してみて、「まさしくあの時代の空気感!」と思える、時代を記録した文学作品は、なんだろう?
思い返してみたい。

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