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初冬の風景 冬支度

 今年の冬は寒い!雪も平年並み!!と、予報では言われている。
 今日(12月8日)の時点で住んでいる地域(福島市東部)で雪はまだ。福島市は東側に阿武隈山系・西側に奥羽山系(吾妻・安達太良山系)の間に位置する盆地である。特に西側は冬型の影響を強く受ける。空を見上げると西側は雪雲に包まれて山が見えず、東側には青空が見える。今日はそんな天気である。

見えるのは国道115号・霊山方面

 農作業シーズンは最終盤を迎えている。と言っても、私の場合、刈り払い機を使った草刈りを中心として、田の畦、休耕地、土手などの管理が中心である。この作業には終わりがない。「どこで区切りをつけるか」は自分で決めればよく、『雪が降る前にどこまでできるか」が勝負でもある。
 同居している父親は今週91歳になる。肺癌が見つかっても食欲旺盛、いたって元気である。今でも畑に出たり、家の周りので自分ができる作業をしている。とはいえ、できる事が少なくなり、コタツにあたる時間が長くなった。1ヶ月前の段階では『俺がやる!』と言い放っていたことも、そのまま放置してある。思うようにできないことは、自分でも歯がゆいのだろう。
 ここ数日出張や宴席が続いたので、昨日(7日)は相当疲れていた。週末は雪の予報も出ており、外気は冷たい。しかい、思いの外穏やかな天気である。こうなると、「屋外での作業をしないのはもったいない」と考えてしまう。悲しい性(さが)である。父親が『俺がやる!』と言っていた池周りの整理に取りかかる。刈り払い作業に約1時間、キュウリ・ナスなどを作っていた畑の後始末も含めてもう1時間、そんなつもりで始めた。

かなり手強そう、、、、

 写真は、今日のBefore-and-After。池の西側は沼地であり、春には水芭蕉が咲く。予想していたことだが、草や菖蒲などが伸びきった状態だから、作業は楽ではない。ここで怪我をしてはつまらないので、慎重に、できる範囲で作業をすすめる。この場所を自分が刈るのは初めてかな、などと思いながら、作業終了。

池が見えるようになりました

 夕飯時、珍しく父親から『俺が2~3日かかるところを、やっちまったな』との言葉があり、身体はバッキバキだが、充実感・達成感のある1日となった。
 記録を振り返ると、今年の草刈り作業は60日を超えた。いつまでできるかわからないが、冬季はしばし休養し、草刈り機のメンテナンスをし、来シーズンに備えることにしよう。

池の西側から 達成感あります(^^)

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