まずは「ライターしてます」と言ってみる。結果は後からついてくる、はず。
「ライターをしています」と自分が言うのは、なんておこがましいんだろう、と常々思います。
ライターを文筆家と訳したとしましょう、そうなると、夏目漱石や川端康成といった文豪から、林真理子さんや阿川佐和子さんみたいな人気エッセイストの方たちを指す高尚な仕事ととらえてしまいます。まさに天賦の才を備えた人の職業ですよね。
私は小さい頃から本好きで、ただただ楽しませてもらう側の人間ですから世界が違いすぎます。
今では紙媒体だけではなく、ネットで気軽に読めるものが増えているので、ライターの意味がとても広く、とても軽くなりました。
そのため、一部の人にしか許されない職業ではなく、なんとなく手の届きそうな距離にあります。
そこでです、webライター駆け出しの私ですが、思い切って「ライターをしているよ!」と周りに公言するようにしています。
「あなた、ライター業でいったいどれだけ稼いでるの?」
「実力もないのに恥ずかしくないの?」
と、冷静で至極真っ当な自分が突っ込んできますが、一旦無視です。
言うことによって、引き下がれない、努力しよう、そして負けないぞと自分を鼓舞し、追い込む方式なんです。今もまだモチベーションを保っていますので、それが案外、功を奏しているのかもしれません。
せっかくなので、周囲の反応を紹介します。
1.夫の反応(理論派タイプ)
「あんまりよくわからないけど、いいんちゃう」
「仕事でだまされないようにねー」
「おぉ、やるやん」(仕事が決まった時)
2.娘の反応(クリエイティブタイプ)
「いいやん!」
「おかあさんに向いてるとおもう」
3.実姉や母の反応(情熱タイプ)
「へぇー、いけるん?」
「いろいろと挑戦するなぁー」
「いいことやんか」
4.友達の反応(起業タイプ)
「すごっ!めっちゃいいやん」
「ライターってかっこいい!」
「刺激もらえるわ」
伝えることで相手の反応をうかがう楽しみもあるんですよね。
意外にも、みんな無責任に肯定的でした。
冗談でしょう!?と、おもしろい話のネタとして聞いているのだと思いますが、いずれにせよ応援されている感じは伝わります。
日頃のライター仕事は、肩こりと眼精疲労とパソコン作業でかなり地味ですが、粛々と与えられた仕事をこなしていきたいと思います。
まず言ってみる、そしてそうなるように努力する。そのうちに実績が積み上がり、結果がついてくると信じています。
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