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konohana_chi
年収の壁議論とジェンダーバイアスの話
週末は東京で1日セミナーを受講していました。
セミナーの話は後ほど書くとして、帰りの飛行機の中での出来事です。
ジェンダーバイアス(男女の役割に無意識に固定的な観念を持つことや、そのために社会的な評価や扱いが差別的になること)はとても強い習慣になっているなと思ったことを書きます。
東京からの帰りの飛行機の客室乗務員の方が、3名のうち2名が男性でした。
なんとなく、女性の職業のイメージだったので、びっくりしました。
女性がやっている仕事のイメージで無意識に思い込んでいたことに気が付いて、ドリンクサービスもやるのかな?とか思っていました。自分が偏見を持っていることに気が付いてびっくりしました。
昨今、税制改正と絡んで、年収の壁議論が盛んに行われています。
まだまだ、男性が働き、女性が家事をメインでやり、女性はパートなどで補助的に働く。という思い込みの上に立った議論なのかな?と感じます。
また、「なぜ学生が103万円まで働かなきゃいけないのか」と発言した政治家が話題になっていますが、様々な人がいるなかで、学生は働かなければ生活できない人がいることに理解ができない発言なのかな?と思いました。
税制改正は、私たちの生活に大きな影響があります。
税金は安くなっても、社会保険が上がっていったら、結局手取りは増えません。社会保険と税制、ばらばらに議論せず、一体化して議論してほしいなと思うのでした。
SDGsが叫ばれ、多様性を受け入れることが求められている今、ジェンダーバイアスを意識して過ごすことは大事だなと思いました。
ジェンダーバイアスという思考の習慣に気づき、変えていくことで、みんなが生きやすい社会になっていったらいいなと思いました。