独身税?が課税される?
おひとり様の身としては、スルー出来ない話題がネット上にありましたので、色々調べてみました。あくまでも私の考えですので、賛同できない方もいらっしゃると思います。社会全体で考えていかなければいけないことだと思っています。
そもそも独身税とは何?
「単身税(たんしんぜい、英:Bachelor tax)または独身税(どくしんぜい)とは、少子化問題に対して未婚者を課税標準とするような税制を揶揄、非難する言葉」 とウィキペディアには書いてありました。
日本で導入が検討されている「独身税?」の中身は?
こども家庭庁が所管の、「こども未来戦略」の中で、子育て世帯に対する給付が充実する。との内容が掲げられています。
すでに子供がいる人や、これから子供を持とう。という人向けの給付が拡充されるということから、「独身税」という俗語がSNSなどで話題になっているようです。
その中身の概要は ほかにもいろいろあるようですが、主なものは、
①2024年10月~児童手当が高校生世代に拡大。
所得制限の撤廃。第3子以降は月3万円~
②出産費用の保険適用
③育児休業を両親ともに取得した場合、給与を10割保障(育児休業給付の拡大)
ということで、独身者は税金や、今後健康保険料に上乗せを予定している「こども・子育て支援金」などを支払うばかりで、給付を受けることができないので、俗に「独身税」と言われているようです。
そもそも子育て世帯に給付するだけで出生率は上がるのか?
私はもう子供を持つことはありませんが、少子化は日本全体の課題だと思っていますし、お金を払うのは嫌なわけではありません。
しかし、本当に社会全体として、出生率が上がるように、お金を使っていただけることを願っています。
FPとしては、物価は上がり、給与はそれほど上がらない、社会保険料や税金は上がっていくばかりでは、若い世代が子供を持とうとは思わないのでは?と考えてしまうのです。お金を給付するだけではなく、社会保険の扶養の仕組み、税制の扶養の仕組みなど、男性が主に働き、女性は家事メインで補助的に働くほうが有利な仕組みを変えてほしいと願っています。
だんだんと意識は変化しているようには感じますが。
皆さんはどう思われますか?