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牧師館の殺人おもろいって!【アガサ・クリスティー】

どうもこんにちは。白米です。
今回はアガサクリスティのミス・マープルシリーズ1作目である「牧師館の殺人」の感想を書いていこうと思います! 


アガサクリスティのここが面白い

名探偵ポアロシリーズにも言えることなのですが、やっぱりキャラクターが面白い。

ヒステリックになりやすい感情的な女性だったり偏見丸出しで「イギリス人の女性は〜」と普通に言う男性だったりが面白い!笑

時代を感じられる話ばかりなのに、それすらも楽しめてしまうアガサクリスティはやっぱり凄い…🥺

ミス・マープルのここが好き


ジェーン・マープルは噂好きなおばあちゃんです。人間観察を趣味としています。
そんなミス・マープルは事件が起きると似たような自分の村の事件を当てはめようとします。


普通物語では、こういうおばあちゃんの言う事は外れていることが多いと思います。ですがミス・マープルは全部当ててしまいます笑。そんな意外でファンタジーっぽい側面が私は好きです😆

牧師館の殺人のあらすじ

牧師館の殺人を読んだことがない人向けにあらすじを置いときます。

嫌われ者のプロザロー大佐が殺された。しかも現場が村の牧師館の書斎だったから、ふだんは静かなセント・メアリ・ミード村は大騒ぎ。やがて若い画家のローレンス・レディングが自首し、誰もが事件は解決と思った……だが、鋭い観察力と深い洞察力を持った老婦人、ミス・マープルだけは別だった! 

牧師館の殺人の魅力

ミス・マープルシリーズにも言えますが、ミステリーの鍵が人間関係にあることが多い!
人間関係にあることによって分かりやすく読めるのではないかと私は思います。

例えば、トリックを文字で説明されると私のように想像することが苦手な人はこんがらがってよく分からなくなってしまいます🤔
ですが人間関係だとパッと相関図が浮かんで分かりやすく感じます。(あくまで私の意見ですが)

つまり!外国の作者さんの本の中でも分かりやすく読みやすい本なのではないかと思います👍


〜〜〜〜〜〜〜〜ネタバレあり〜〜〜〜〜〜〜〜〜



牧師館の殺人の具体的な感想(ネタバレあり)


いや〜〜、ローレンス・レディングすご。

全体像が分かったとたんに印象が180度変わった。

取りあえずこの相関図見て下さい。

足コツさんから相関図

最初の方にアン・プロザローとローレンス・レディングが不倫関係にあることが分かりました。

で、アンを助けるために自首したと思われました。

しかし、最初に疑わせておいて鉄壁のアリバイを用意することによって、「絶対ローレンスは違う」と思わせるというトリックだった!!

やばくない?!めっちゃ裏切られた!!🤭

私もローレンスは違うって最後まで思ってた…。

あと、レストレインジ夫人ね。「そういうことか」ってなりました。夫人が怪しいって思わされてたから絶対犯人やん!ってなってたけどよく考えたら元妻説もあったわって感じ〜👏

ストーン博士ぬるっと詐欺師だったことが分かってちょっとワロてます。

プライス・リドリー夫人好き〜笑
脅迫電話かかってきて大騒ぎしているあの感じ、好き〜笑
本当にアガサクリスティの本の登場人物って感じです笑

終わりに

どうでした?アガサクリスティー、読みたくなりました?それか分かる〜ってなってくれたかな。

最初は和訳書のこともあり、読みにくいな〜って思いながら読んでいました。

ですが!

アガサクリスティの魅力に気がついてからはまぁ楽しい!来年になるまでにミス・マープルシリーズ全部読みたいと思っています!!😁

ありがとうございました。必要としているあなたに届きますように!




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