過呼吸になった
僕はある週の木曜日、過呼吸になった。周りに迷惑かけた罪滅ぼし(?)でここに書く。(過呼吸特有のゴホッ、ヒューヒューはほとんど表現しない。話している時も過呼吸、)
僕は、ある週の木曜日、地域探索があった。メンバーは僕、友達(以下、涼と仮定する)、性格キツめ女子①、性格キツめ女子②の4人だった。
ある週の木曜日の7限、地域探索で僕達は撮れと言われていた写真を適当に写真を撮って学校に帰ろうとした。スマホを見ると、16:04だった。16:10厳守なのにだ。徒歩30分地点で、走っても間に合わないことが確定してしまった。だが、早めに帰らないと行けないと思い、涼に「僕達、走るで。間に合わんくても、さすがに16:30につくのはあかん。」といい、性格キツめ女子×2にも「走ろ」といった。僕と涼は全力で走った。性格キツめ女子×2は「インスタの写真とる〜」といって走らなかった。走りながら、「やばい、怒られる、怖い」と泣きそうになりながらはなしていた。
僕と涼は16:15に学校についた。僕と涼は端によって、性格キツめ女子×2を待っていた。すると、息が出来なくなり、ヒューヒューとなるようになった。涼に「あー、お前、過呼吸なってる。落ち着け」と言われたが、「過呼吸じゃない、大丈夫」と答え、涼に「お前過呼吸!」と言われてしまった。僕と涼が学校に着いた15分後、16:30に性格キツめ女子×2が学校についた。
そして、4人で教室に帰ると、僕と涼が担任に「なんで後先構わんとウロウロするんや」と怒られてしまった。僕は教室の近くの壁に寄りかかって動けなくなっていた。先生には「とりあえず、教室で休み。」と言われた。涼は別の友達に「鈴、過呼吸なりよったわ。」と言った。僕は友達②(以下近藤と仮定する)に「どうした?喘息?」と聞かれ、「くるしい」と答えようとしたが、涼が「こいつ、過呼吸。教室連れていくん手伝って。」といった。僕は涼と近藤に自分の席の近くまで連れていかれ、力尽きてバタッと音がなり床に蹲っていた。いじめられたことや、怒られて殴られることを思い出し、涙が出ていた。涼と近藤は別の友達にあれこれ説明するために教室を出た。出る時に「部活あるんやったら、部活遅れることLINEしとき。すぐ戻ってくるしな」と近藤に言われ、LINEし、蹲っていた。
涼と近藤が教室に戻ってきた数分後、僕の共通の友達(以下中井と仮定する)が僕のクラスの教室にやってきた。(中井は僕と涼、近藤とは違うクラス)涼が中井に「こいつ過呼吸なってる」と説明した時、僕は「過呼吸じゃない!ゴホッ」と言った。涼に「お前過呼吸やから!」と言われた。僕は「うう...やだやだ」「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」と言っていた。「涼、手貸して」と言って、手を握っていた。手を握らないと不安に押しつぶされる感じがしたからだ。近藤は「僕、箱ティッシュ取ってくるわ」と言って自分の席に行こうとした。僕は「やだ!行かんといて!」と言った。近藤は「大丈夫、僕の席行くだけやで」と言って箱ティッシュを取り、僕に渡した。僕は「ごめんなさいごめんなさい」と言っていた。涼は「マジであいつら…ほんまになんで…」と怒っていて、僕は「ごめんなさいごめんなさい」と言っていた。近藤と中井は「大丈夫、大丈夫。」と言っていた。僕は「ごめんなさいごめんなさい」ということしか出来なかった。
数分後、近藤と中井は「とりあえず飲み物買ってくる」と言って教室を出ていった。僕と涼の2人きりになった。涼に「保健室行くか」と言われた。僕は「怒られる、あかん」と言った。涼は「親ごみやん」と言っていた。僕は「ごめんなさい、ごめんなさい、虐めないで」といった。涼は「いじめへん、大丈夫や」と言っていた。僕は「怒られる、やだ、迷惑かけてごめんなさい、もういやだ」と泣きながら言っていた、涼に「大丈夫y…鈴、虐められてた?」と聞かれ、頷いた。涼に「いつ虐められてた?」と聞かれ、「最近まで」と答えると、「なんでか見当はついてる?」と聞かれ、「男子と関わってるから、あとブスやから」と答えた。すると涼は「差別か…」と言った。
近藤と中井が教室に戻った後、涼は「俺もコーラ買いに行く」と言った。僕は「行かないで、怖い」と言っていた。涼は「近藤、鈴の手握ってて。」と言い、教室を出ていった。近藤は、「僕の手冷たいやろ」と言っていた。僕は「やだ、やだ、ごめんなさい、ごめんなさい」と言っていて、近藤に「何が嫌か言える?」と聞かれ、「虐められること、殴られること、あと怒られること」と答えた。僕は「虐めないで、ごめんなさい、ごめんなさい」と言っていた。
涼が教室に戻ってきて、「鈴、なんか言ってた?」と近藤に聞いた。近藤は「虐められることとか、殴られること、怒られることが嫌やって言ってた」と答え、涼は「ああ…家の人には言ったらあかんやつやな…」と言っていた。僕は「ごめんなさい、怒らないで」と言っていて、涼は「怒ってない、大丈夫。」と言った。
数十分後、部活の先輩が偶然、僕の教室の前を通った。近藤が「来てください!」と言って、先輩を呼んだ。近藤と中井が「鈴が過呼吸になっているから部活を休むということを顧問の先生に伝えてください」と言った。僕が「部活は行く!迷惑かけられない!」と言うと、涼に「鈴、お前は限界迎えてるねん。これでいっても倒れるだけや。とりあえず落ち着け。話はそこからや。」と言われ、何も言えなくなった。先輩は「分かった、とりあえず落ち着かせてな」と言った。
僕は「ごめんなさい、ごめんなさい」と言っていた。涼は「お前には怒ってない。俺は性格キツめ女子×2と△△(担任)に怒ってる。」と言っていたが、僕は「涼とか近藤とか中井に迷惑かけてる、ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」「もとはと言えば僕が感性ごみだから写真撮るのが遅くて遅れた」と言ったが、涼は「迷惑ちゃう。大丈夫や。あと、感性は人それぞれ。深呼吸しよな」と言ってくれた。僕は「息できない、死ぬ」と言っていた。中井に「水飲んだらまだマシになるんちゃう?」と言われ、水を飲もうとしたがむせてしまった。中井は「結構重症やな」と言った。
数十分後、部活の先輩がまた教室に来た。そして「○○先生(顧問)が今日は落ち着いたら帰りって言ってたで。とりあえずゆっくり休んでな。」と言ってくれた。僕は「明日怒られませんか」と聞き、先輩に「○○先生、さすがにそこまでキチガイちゃうで」と言った。
僕は過呼吸が落ち着いていたが、幻覚が聞こえ始め、「うー」「あー」と声に出てしまい、過呼吸が悪化した。涼は「落ち着いてたのにー、大丈夫、大丈夫、いじめる人おらんから」と言った。僕は「演技じゃない!演技じゃない演技じゃない」と言っていた。近藤は「演技ちゃうんは分かってるで、大丈夫。」と言った。僕は「苦しい、死ぬ、助けて」と言った。中井は「ゆっくり深呼吸な。落ち着いて、落ち着いて」と言い、近藤は「死なへん、大丈夫。」と言い、涼は「死ぬな」と「死なへん」を繰り返していた。僕は「死ぬ、息できひん」と言っていた。
色々あって、過呼吸になって1.5時間くらいで治った。3人には「よかった....」と言われた。涼には「お前、病院いけ」と言われたが、僕が「病院行けないんですよ」というと、「ネグレクトやん」と言われた。僕は、「ちょっと厳しいからね...」と言った。3人には「もう少し健康に気遣って」と言われた。