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カタカナは敵か?味方か?

最近、老眼が進んだからか、単純に脳の老化で文字の入れ替えが下手くそになってきたのか、一昨日もDiscordというアプリの事をDiscard(捨てる)と書き込み英語コーチからご指摘を受けるまで気付かなかった。まずい。

この間、Kevin とカケちゃんのLos Angelsの発音ショート動画がすっごく面白かった。ちなみに、日本人はLos Angelsという地名を略してロス、と言うケースが多いけど、カリフォルニア人は頭文字をとってLA(エル・エー)と言います。

KevinのLos Angelsの発音を聞いて「螺旋状レスって感じ?」と認識してからカケちゃんの発音がグッとネイティブっぽくなってめっちゃ上手かった。忘れないうちにマネようとメモった私の文字は全てひらがな。

「ら↗️↘️んじょぅ〜れす」

日本語にはひらがな、漢字、カタカナがあって日本人にとってはとても便利。でも、海外で日本語を学ぶ外国人さん、海外育ちの帰国子女、そして日本で英語を学ぶ生徒さん泣かせなのが実はカタカナ。

日本人はロサンゼルスor ロサンジェルスというカタカナが脳にインプットされているのでどうしても日本語の「ロサンジェルス」発音になってしまう。現地では全く別物として「ら↗️↘️んじょぅ〜れす」と言わないと通じない。

Helloも「ハロー」がインプットされているから、ハローを捨てて「へろぅ〜」に、Appleもアップルを捨てて「あぽ〜ぅ」、Thank youも「サンキュー」を捨てて「てんきゅぅ」にアップデート。

逆も然り。

カタカナで「ロサンゼルス行」と書かれてあっても外国人にとってはロサン・ゼルスなのか、ロサンゼ・ルスなのか、ロ・サンゼルスなのか切れ目が分からないそうだ。ユニバーサルスタジオジャパンなど長いカタカナに至っては壊滅的。私も英語映画のタイトルがカタカナになっているととても読みづらい。デジタル記号のようだ。コーヒー、ヒコーキ、ヒースロー、スシロー。

和製英語のカタカナが余計にややこしくしている。英語は英語で頭文字での略語があり過ぎて(ASAP:as soon as possible: 出来るだけ早くね、とか)訳分からん。

不思議なのは、ひらがなと漢字はもっと絵のように認識でき、その文字の形から意味や音、イメージが推測しやすい。カタカナが読めなくても「行」と書かれてあればBound for どこかね、という感じらしい。

その点、中華系の方々は漢字が既に入っているので圧倒的に日本旅行は有利だ。そしてアルファベット文化(ラテン語からの派生)の方々にとっては漢字が最難関。点が一つあるか無いかで意味が違って来る。あ、私のアルファベットの綴りと同じだわ、、、。

う〜ん、語学に終わりはないの〜。


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