三本柱以外の健康習慣#2

皆さん、こんにちは

今回は、①まな板 ②フライパンや鍋 ③電子レンジ ④電子ケトル ⑤マグカップや食器について解説していこうと思います。お付き合いよろしくお願いいたします。

①まな板を木製や合成ゴム製のものに変える

プラスチック製のまな板は、切るたびに大量のマイクロプラスチックが食材に付着します。それと、傷つきやすく雑菌が繁殖しやすいことも大きなデメリットです。

一方、木製のものであればそういった心配はありません。中でも私は、イチョウでできたものを特におすすめします。水はけがよく乾きやすい。柔らかく弾力性に富むため、包丁の刃を痛めにくい。などの理由があるからです。傷ついても削ればまた清潔に使えます。昔ながらの「トントン」という心地よい家庭の音もまた戻ってきます。

デメリットを上げるなら、重いことと、手入れが大変なことくらいでしょうか。
(漂白はできません。代わりに熱湯をかけてよく乾燥させましょう。)

もう一つの合成ゴム製は、原料がゴムということで当然、イチョウ製以上に柔らかく刃を痛めません。また、耐久性にも優れていて、復元力の高さから、傷ついてもすぐに修復します。滑りにくく安全に使えるというのも大きなメリットです。

デメリットは、熱に大いに弱いということと、重いことくらいだと思います。

私の場合は、こちらの合成ゴム製のものを使っています。

②フライパンや鍋をホーローまたは、セラミック製に変える

聡明な皆様には、鉄製のほうが鉄分も取れていいのではないか?という疑問も湧いていると思います。ですが、実は鉄分不足よりも、鉄過剰のほうが問題なのです。鉄過剰の症状には、心不全や肝硬変などがあります。

生物学的に鉄が不足しやすい女性ならまだしも、男性は体から鉄分が排出されにくいので、特に気を付けましょう。(男性で鉄不足という方は、栄養状態がかなり悪いか、体内に潰瘍などができて出血している可能性があります。前者の場合はバランスの良い食事を、後者の可能性がある場合には早急に医療機関を受診しましょう。)

私も愛用しているこちらのグリーンパンのものならば、セラミックなので安心してご利用いただけます。

③電子レンジを使うのをやめる

電磁波の人体への有害性ももちろんありますが、そこまで近くに居なければ無視してよいといえるレベルでしょう。むしろ問題は、食材の栄養素が壊滅的なダメージを受けることの方だと思います。さらに電磁波は、大量のAGEs(終末糖化産物)という目に見えない焦げをも発生させます。特に、揚げ物などの再加熱は、二重でAGEsを発生させる行為です。揚げ物を完全にやめろとは言いませんが、再加熱だけは絶対にやめましょう(揚げ物自体は1か月に1度程度に減らしましょう)。

人間の細胞や血管老化の3大要因は、酸化・糖化・炎症です。電子レンジの使用はこのうちの糖化を急速に進める主な要因です。代わりに、蒸し器やトースターなどを使いましょう。もし、解凍目的であれば、自然解凍が一番いいのは言うまでもありません。

④やかんなどをステンレス製・ガラス製の電気ケトルに変える

電気ケトルといえども、プラスチック製のものは、沸かすたびに大量のマイクロプラスチックがお湯に溶けだし、非常に危険です。プラスチックは人体にとっては非常に新しいもののため、排出するか、体内に溜め込むかなどの判断がまだ追いついていません。(マイクロプラスチックを体内に排出するための有効な方法は岩盤浴や運動でしっかりと汗を流すことです。)

まず、ステンレス製のメリットは、衝撃に強く、保温性が高いといったことです。
デメリットは、臭い移りしやすいこと、重いことなどが挙げられます。

一方、ガラス製のメリットは、臭い移りしにくく、中の状態が見えるため衛生管理がしやすいといったことです。デメリットは、衝撃に弱く割れやすいということでしょう。

以上のことから、長く使いたい場合は、ステンレス製、手軽に使いたい場合はガラス製ということになるでしょうか。

ちなみに私の場合は、こちらを愛用しています。

⑤食器やマグカップを変える

中国産の安価な器などには、塗料として、鉛やカドミウムといった有害金属が使われている場合が多いです。色鮮やかなものはとにかく避け、シンプルなものを選びましょう。

また特に、マグカップには、熱い飲み物が入れられることが多いため、より悪いものが溶け出しやすいです。私も使っている森修焼(しんしゅうやき)のものがよいでしょう。

それと、食器は小さいものを使った方が食べる量が減るという実験結果がありますので、そちらはSサイズのもののリンクを貼らせて頂きます。

(ただし、ご高齢の方々は栄養が不足しないよう、少しでも多く食べることが必要です。なので、こちらのリンクも併せて貼らせていただきます。)

ならば、紙皿や紙コップ、紙パックなどはどうなのか?という話ですが、ああいったものは、紙でできているのに、なぜか水や油などを弾きますよね。(もちろん、そうでなくては簡単に破れて大惨事になってしまうのですが。)そこにはやはりカラクリがあります。

実はこういったものにはBPA(ビスフェノールA)という薬剤が塗られているのです。これらは、内分泌攪乱物質に分類され、オビソゲンと総称されます。

しかも、BPAはただ容器に塗られているだけなので容易に食品などに付着します。ですから、ある意味プラスチック以上の危険物質と言えるのです。

私は、なにもコンビニコーヒーなどを買うなというつもりはありません。できる限り頻度を減らすか、せめてすぐにマグカップに移して飲みましょう。

(ただし、節約という面からはコンビニコーヒーを買うことはあまりおすすめしません。)

最後に、「安物買いの銭失い」という言葉があります。これはよく知られている通り、安いものはすぐに壊れて駄目になってしまうから、高くても丈夫なものを買ったほうがいいといった意味です。これはまさにその通りなのですが、お金ならば、また稼げば取り返せます。

対して、質の悪いものを使い続けたことで、物より先に体のほうが壊れ「安物買いの命失い」となってしまっては、本当にもう取り返しがつきません。今回の私の記事が、皆様のご賢明な判断の一助となれば、幸甚の極みです。

本日は以上です。お付き合いくださりありがとうございました。

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