おがわひろき

1985年北海道十勝生まれ。 一般社団法人青鳥舎 代表理事/絵本(文章)作家/Book…

おがわひろき

1985年北海道十勝生まれ。 一般社団法人青鳥舎 代表理事/絵本(文章)作家/Bookcafeオーナー 2023.2月 やっちゃれほっちゃれもっきっきー!(みらいパブリッシング)

最近の記事

ボッチャはレクかスポーツか。

誰でも楽しめるスポーツであるボッチャの練習会に参加した。 障がい福祉の仕事をしているので「ボッチャ」とはよく耳にしたが体験するのははじめて。 ボクは人見知りで小心者なので はじめてのことにチャレンジする時には、ワクワクとドキドキがスクランブル交差点のように行き乱れる。 「上手くできるのかな」 「上手く馴染めるのかな」 そんな思いが心の底から温泉のように湧き出る。 もちろん冷静な時には 「別に上手くある必要はない」 と、まぁそんな私ごとは置いておき、 〝ボッチャは誰でも

    • ○○の秋

      ここ北海道十勝はすっかり寒くなり、ストーブをつけたい日もでてきた。かと言えば日によっては28℃になる日もある。 えらいこっちゃ。 寒暖差で体調を崩してしてますよ。 さて、 一年のうちで、なぜ秋だけ○○の秋というのか。 調べてみると、「気候がちょうどいい」とな。 春は新年度で行事が多く、夏と冬は暑すぎたり寒すぎたり。。。 と、なると収穫の時期で、行事も少ない秋しかない。 これが由来らしい。 読書の秋、スポーツの秋、芸術の秋など、いろいろあるが、やっぱり旬のものがたべられ

      • 風が変わる

        ボクの住んでいる北海道は、日本の中でも春夏秋冬、いわゆる四季がはっきりしてきる方だと思う。 なんてったって 夏は35℃を超えるし、冬はゆうに-20℃を下回る。 暑いのなんの、寒いのなんの。 ただ、いくら四季がはっきりしていても、季節の変わり目ってなかなか感じることはないと思う。 暦では、立春、立秋とあるが肌で感じるのは別。 そんな中で先日、一緒に働くスタッフが、「なんか今日から秋の風だ」と言いながら出勤してきた。するとその10分後、別のスタッフが「いやー、一気に秋の風に

        • 灯台下暗し

          先日、和歌山県からここ北海道へ旅行に来た知人をアテンドする機会があった。 これを読んでいるあなたも地元を観光案内するとしたら。と考えてみてください。 はい。なかなか思い浮かびませんね。 普段は「あんなところに人がたくさん来てるけど、地元の人は行かないよ」なんて暴言を吐いているあの店、あの施設、あの景色。 候補に上がるのは結局そこ。 はい。ばんえい競馬です。 はい。白樺並木です。 もちろん、自分は行ったことないけど、案内することになり一緒に行ってみると、案外楽しい。

        ボッチャはレクかスポーツか。

          あれ。なんかおかしい。

          先日、とある人と話をしていて 「わたしの誕生日に、長男と次男家族のみんなで明日のフィールド行ってきたの」と60代の人が話していた。息子と孫と野球観戦。 ほうほう。素敵! これをお読みのあなたは、素敵な息子さんをお持ちで、なんて仲のいい家族だとお思いのことでしょう。 たしかに 子どもたちが成人し、自立し、離れていく中でこうゆう小旅行って嬉しいですよね。 しかし そうは問屋が卸さないのが現実。 この話には裏がある。 この家族、末っ子の三男もいる。 そして 末っ子の三男は

          あれ。なんかおかしい。

          一生懸命やらない良さ

          何かに真剣になればなるほど、視野が狭くなる。 最近は特にそう思う。 ボクは今、週に一回、自分が運営しているBookcafeを日中フリースクールとして開放している。 フリースクールというくらいだから、学校に馴染めず、いわゆる不登校の子たちがそのに来る。 そこでは何をするも自由。 本を読んでもよし、ゲームをしても勉強してもオッケー。最近は公園に出かけたりキャッチボールなんかもする。 だけど、基本姿勢としては「自由に過ごして」というだけ。 一応、発達に関わる専門職なので、専門的な

          一生懸命やらない良さ

          めんどくさい対策

          予約をする。 たったこれっぽっちのことなのに、「めんどくさい」を理由に半年以上、髪を切らなかったことがある。そこで思いついたのが、あのイケメンでお馴染みのベッカムもしていた〝サムライヘアー〟 頭の上に電球が見えるくらいの発想に、自画自賛。ドクター中松の発明と同じくらいの発見があったのです。 「これで、めんどくさい予約の電話をしなくてよくなる」 と、思った矢先。。。 「なんか浮浪者みたいだね」 のひと言で撃沈。 なぜなら、 髭も毎日剃るのがめんどくさいという理由で伸ばし

          めんどくさい対策

          ココロコロコロ

          先日、とある本を購入し、その本に影響されこのnoteをはじめた。本のタイトルは伏せるが、要はエッセイについての本で、書き方についても触れているのだ。 読んですぐ「実践しよう」と思いたち、書き始めた。しかも、文章が上達した実感さえ湧く即効性。 ここで、なぜ書くことが上手になりたいかを話しておくと、コラムニストとして少しだけ活動しているのです。 子育てのコラム、書評コラムを執筆しており、「もっと上手になりたい」「書く苦しみを減らしたい」と思ったのが根本。 さて そうして始めた

          ココロコロコロ

          嫌いなものを好きにする。

          ゴロゴロゴロ。窓の外からは雷の音。 あなたは、雨は好きですか? ボクは雨が嫌い。物凄く嫌い。なぜ嫌いか考えてみると、服が濡れることが嫌だと気がつく。あの肌に張り付く感触が苦手。 しかし、とある本を読んで 「なるへそ」と思う情報をゲット。それから少しだけ雨が嫌いじゃなくなったのだ。 その方法は、お気に入りの「傘」や「長靴」を購入すること。 これらは雨の日の必需品であると同時に、雨の日しか使用しない。お気に入りなんだから使いたい。 はい。心のどこかで雨を待ち望むようになるの

          嫌いなものを好きにする。

          どうしても譲れない。

          福祉事業の活動の中で、通ってきている子どもたちと教材を買いに出かけた時のこと。 内容は、ペアでひとつパズル300〜500pを選び、購入し、取り組み、完成したら額に入れて事業所に展示するというもの。 2人は意気揚々と店内のパズルコーナーへ足を運び、それぞれが自分の好きなイラストのパズルを選び始めるのでした。 ディズニーやジブリ、アニメ、アート、写真などいくつもある陳列棚を行ったり来たり。 はい。 みなさんご存知の通り、ここからが彼らの課題なのです。 「オレはこれがいい」

          どうしても譲れない。

          人の話は話半分。

          とある小説が原作のとある映画。 友人が「ガッカリだった」と映画を批判し、原作の良さを灼熱の太陽のように語ったのだ。 そうなると ガッカリ恐怖症のボクは、その映画は見ないことと決め、原作の威厳を守衛さんのようにガードする日々を送るのだ。 「やっぱり原作の方がいいみたいだよ」と。 はい。見ていないのに。 あれから2年と少しの歳月が流れたある日、ボクの運営するブックカフェに訪れた若い女性のお客さん。 好みの作家さんの話からその映画の話になり、毎度お馴染みの守衛さんとしての活動

          人の話は話半分。

          結局、勇気が出ず。。。

          久しぶりに時間ができて書店へ足を運ぶ。 気になっていた小説が見当たらず、せっかくなので今までとは違うジャンルの本でも読んでみようかと思い立ち、店内をグルグルと歩く。 とは、いうものの新刊、小説、ビジネス書、絵本といういつもと同じコースを2周するだけ。 もちのろん 大切なお金と時間を使うので、どんな本でもいいわけじゃない。だからこそ「外さない」ように選ぶと、結局はいつものコーナーへ行ってしまう。 一応、言い訳させてもらうと、 読んだことのない著者で、グっとくるタイトル、装丁

          結局、勇気が出ず。。。