ちちんぷいぷいを科学する(前編)
『私たちの反応は化学物質である』
こんにちは~いいくにつくろうクニオサンです。
今日は私が不安や恐怖が襲ってきた時にするおまじないについてご紹介したいと思います。
みなさんは小さいころ、怪我したところをさすってもらった経験はないですか?
「ちちんぷいぷい、いたいのいたいのとんでいけ~」と。
私は言霊や人間の手当の力を信じています。
でも今日は言霊や手当とは別に…
このおまじないを科学的に説明したいと思います。
きっかけになった本がこちらです。
私は離婚前後の泥沼の時、ものすごく気分が落ち込んでいました。
病院にはかからなかったですが、鬱になりかけていたと思います。
幸い、子供と生活の為に必死に仕事をしていたことで、
嫌なことを忘れる時間が持てたことが今となっては良かったと思っています。
そのころ、出会ったのがこの本です。
人前で話す機会があり、プレゼンのお手本としてテイラー氏のTED動画を進められたのが出会いでした。
この動画が素晴らしくて(もちろんプレゼンも)即、本を買ったのがきっかけです。
運命的な出会いでした!
この本は私にとても大きなインパクトを与えてくれた一冊です。
機会をみていろいろとお話したいと思いますが、この本のおかげで
離婚の不安や恐怖のループから抜け出ることが出来た
と思っています。
いわば私の命の恩人です!!
さて本題本題!
今日のキーワードは、テイラー博士の
「私たちの反応は化学物質である」という言葉です。
本の中のテイラー博士の説明は次の投稿で紹介するとして、ここから私の具体的な体験をお話したいと思います。
皆さんは、誰かに対してカァっとなって頭に血がのぼったり、怖い体験をして心臓がドキドキしたことはないですか?
私はしょっちゅうあります(笑)
ふとした瞬間に心が押しつぶされるほどの不安や大きな恐怖が襲ってきて。何も手につかない状況やうわの空な感じになることがあります。
テイラー博士はこの感覚が
化学物質が体内に放出されている状態
だと言います。
カッとなったり、心臓がドキドキしたり、顔が紅潮したりというのは
イライラ物質、不安物質、恐怖物質によって体が反応しているせいなんです。
ここで私が驚いたのは、テイラー博士の研究によると、この化学物質は
脳からブワァ~と放出されて全身を廻ったのち90秒で消散する
(以下、ブワァ~物質)
ということです!
つまり科学的には
イライラも不安も恐怖も、90秒しか続かないということです。
わたしは子育て経験があるので、育児書などで
「子供にイライラしたりカッとなったりした時、はその場を離れましょう 」
というアドバイスを聞いたことがあります。
でもなぜそうなのかが腑に落ちなかったので、実践出来ませんでした。
ブワッ~をスッキリさせるために、(目の前にいる子供が悪いんだと)
感情のおもむくまま子どもにぶつけていました(反省…)。
今なら、「ああ今、ブワァ~物質が全身をめぐっているんだなぁ。
90秒待とう」と納得したうえで子どもに接することができます。
(年の功ともいう)
同じように怒りや不安や恐怖が襲って来た時も、
90秒間ブワァ~物質を感じ、
ブワァ~物質が体内で分解されて消散するのを待つ。。。
その間ただただおまじないを唱える。。。
おまじないは何でもいい。。。
科学的にはそれでおしまいです。
90秒以降の反応は自分で決められます。
おまじないを唱えながら次の反応はどうありたいかを見つめます。
出来れば冷静にそして寛容でありたいですね。
なかなか難しいですけど。←私も日々実践中です。
ここできっと疑問が出てくると思います。
「でもでもでも頭にきたことやイライラってずっと続きますよ!…怪しい」と。
私も根に持つ人間だし(笑)、嫌な気分を引きずるタイプなのでその気持ちがよく分かります。
それについてもテイラー氏が説明しています。
感情が長引く仕組みは次回以降の投稿で。
嫌な気分から解放されるとしあわせに近づく気がします。
90秒おまじないを唱えたらあとはスッキリ!
残りの時間は楽しいことや幸せに使いたいですね。
お読みいただきありがとうございました。