kaiju-earth origin ④
kaiju-earthシリーズはKXsが考えたオリジナル怪獣にせっかくだからと作られた物語である。ざっくりしたあらすじしか書かれてないのは人間のキャラを考えてないからである。
この世界にウルトラマン的な存在はいません。どんな奴がきても人間が戦闘機と戦車とガーディアン(怪獣と戦う巨大ロボ)で何とかしなければならない。
originとは何か?それはシーズン2という意味である。
超獰猛怪獣 バイオレットキング
身長:62m 体重:4万6000t 第13話「生きる戦い」ほか登場
非常に攻撃的な肉食の怪獣。自分より大柄な怪獣も軽々と持ち上げる怪力、翼をもたない怪獣の中ではトップクラスのスピードと瞬発力、非常に優れた視覚、嗅覚、聴覚、触覚を併せ持つ。これらの能力により狩りの成功率は非常に高く、時にはガレズオンにすら襲い掛かる。
この異常ともいえる攻撃性の高さは、そのハイスペックな身体能力に由来するものである。捕食効率に特化した進化を遂げた結果手に入れたこれらの能力だが、非常にエネルギー効率が悪い。筋力、反応、思考速度、感覚器官の感度などに大量のエネルギーを必要とするため、そのカロリー収支は常に赤字状態。半日空腹の状態が続くと餓死してしまう。
主な武器は怪獣の硬い外皮も容易く引き裂く鋭さを誇る両腕の鉤爪。顎の力も非常に強く、獲物は骨まで噛み砕いて残さず平らげてしまう。活発な代謝によって発生する熱を火炎として吐き出す能力も持つ。
主な活動の場が多くの怪獣が生息する地底なこともあり、近年発見された新種。他の怪獣が開けた地上に通じる穴から地上に迷い込んでしまい、餌が不足したために手当たり次第に動く物を襲う。
モチーフはオオムラサキの幼虫と成虫。幼虫の角のあたりから成虫の羽根を生やし、体の色も翅とだいたい同じ。
名前はオオムラサキの英名が「purple emperor」でなんかカッコよかったので、意味だけだいたい同じの「violet」「king」に。
人工培養されたどくろ怪獣とかそういう意味ではない。いいね?
難攻不落怪獣 クガンバ
身長:66m 体重:4万6000t 第14話「要塞覚醒」登場
数千年前に地球に落下してきた隕石から出現した怪獣。隕石の正体は卵であった。
卵は地球に突入したときは米粒サイズだったが、地中に埋まったまま卵ごと成長を続け巨大化、地上に露出したことで存在が発覚。
孵化直後は体も柔らかくろくな防御手段も持たなかったが、時間の経過とともに翼が展開、体も硬化した。
全身は非常に硬質、特に背中や翼の表面の茶色の部分はダイヤモンドに匹敵する硬度を誇り熱や衝撃にも強く絶縁性。唯一腹側の赤と緑の組織はエネルギーを循環させる器官であり急所だが、腹部中央のビームランプから強力な光球を放つため程度にしか翼を開くことがないためここを攻撃するのは困難。
両脚はブースターのような構造を持ち、翼を閉じた状態で突進したりロケットのように垂直離陸が可能。一方でこれを用いた歩行は困難。
Twitterでぶつけられたお題から生まれた怪獣。お題はサソリ、ワシ、サメだった
最初は頭がワシ(ほぼ丸ごと)、胴体がサメ(ほぼ丸ごと)、手足がサソリ(ほぼ丸ごと)っていう姿だったんだけど、紆余曲折を経てこんなのが出来上がった。頭がサメで胴体の模様がサソリ、翼や背中の鱗、頭が白で胴体が焦げ茶色、足が黄色なのがワシ要素。名前の由来は球体に変形する怪獣だった頃の名残で、某トイホビーから。
獰猛怪獣 アミス
身長:70m 体重:3万t 第15話「十字架を討て!」ほか登場
攻撃的な肉食の怪獣。幼体のうちは地中で生活するが、成長し角が巨大化すると地下空洞の中での活動に支障をきたすため地上に現れる。
全身は強靭な筋肉の塊で、どんな攻撃も筋肉の緊張と収縮によって容易く弾き返してしまう。最大の武器は頭頂部と両こめかみから伸びる巨大な角で、中空の構造を持ち咆哮の振動を増幅してあらゆるものを切り裂き貫通してしまう。
反面、比較的動きは鈍く、角も空洞の大きい根元をピンポイントで攻撃されると簡単に折れてしまう。
7年前にAMDFの前に姿を現し、研究所を破壊した。そのときに当時の隊員や作業員数人を殺害している。再びかつてと同じ場所に出現し、同じように研究所を襲う。
モチーフは特になし。小学生のときに考えた怪獣のリメイク。
こいつを考えた時はバモラの存在を知らなかったのだなぁ。
関門怪獣 ゼロチャージ
全長:76m 体重:6万t 第16話「静止、526年」
猪苗代湖の地下に眠っていた怪獣。出現した際の土壌の分析から少なくとも数度地上に姿を現しているはずだが、古文書や伝承にその存在は記述されていない。
全身から未知のエネルギーを放出、自身の周囲約10m圏内にある任意の物体をその場に静止したように押し留めてしまう。
この効果は強大で、ミサイルなども爆発の途中で時間が止まったように空中で静止、生物はその場で硬直してしまう。この効果を受けないものは確認されている限り日光などの光、熱、空気、ゼロチャージ本体のみ。
静止した物体を再び動かす試みは全て失敗しているが、唯一ゼロチャージが眠りにつくと日中に静止させた物体は全て動き出す。
調査により、これが「局所的に時間を止める」能力であることが判明。さらにゼロチャージの体表から2m程度のごく至近距離では眠っている間でも時間が止まったままであり、背中の石板のような部分の根元に人間がひとり生きたまま眠っているのが発見された。
モチーフは改札。最初は2足歩行で肩や頭部に改札が生えた某初号機のような外見だったけど、もっとたくさん改札を並べたくなって4足歩行になった。
顔は深海魚みたいな目、人間みたいな歯、顎髭とかでジブリの神様っぽい感じを模している。
名前の由来は改札で止められる状況、要するにパ〇モとかの残高がゼロであることから。
⑤に続く。