昆虫飼育マナー

生物を飼育する以上 人が守る条件
① 命の尊さを自覚し 飼育をする環境から整える
 *生体にあった管理温度、飼育環境を あらかじめ調べてから目的の生体を入手すること 衝動買いは避ける
 *生体が不可抗力であっても 飼育ケースから外に出ないように管理する事 人が考えている以上な行動がある事を自覚しておく

② 自分で管理、飼育できる量を過度に繁殖させない またハイブリッドと称して多品種交配を行わない またそれを販売、譲渡しない
 *生体により飼育環境は千差万別 一目惚れで購入すると誤った飼育となり生体を殺すことになる また飼育者にとり過度なストレスにもなります

③ 譲渡、販売等をする場合 相手がきちんと飼育する環境や思いやりを持って飼育してくれるかを判断する
 *貴重な種になればなるほど 相手の飼育環境を聞いてから販売、譲渡をおすすめ致します 昨今の輸入状況も厳しくなり 現地採取も乱獲、環境破壊で年々できなくなってきているのが現状 少しでも未来に繋がるブリード環境を後世に伝えるにも 安易販売、譲渡は種の混雑や種の飼育根絶に繋がります

④ 人工繁殖、野外採取を野外管理、放虫しない もちろん飼育用品、飼育に使用した使用済みは 全て焼却処分すること
 *いかなる場合でも野外で飼育管理する事は不測の事態(天災や人災)でも
野外に放虫する事が1番のやってはいけない行為です たとえ使用済みの飼育用品のマットや材、菌糸でも野外に投棄した際 周りからそれを好む 生物が集まる事が予想されます
そこで 人が見落とした飼育生体が成長する事もあり 野外生体との交配もあり得る事を自覚して 使用済みマット、材、菌糸等は全て焼却処分して リスクを回避する事が飼育者の使命です

⑤ 飼育する者としての自覚を持ち
飼育撤退、不全個体の扱い等 色々な諸事情で手離す時のことも 視野に入れた飼育を常に考え 環境に影響がないように 飼育する事が大切です
1人のエゴで ブリード生体を野外に大量にケースごと放置や 不全個体を大量に放虫してる 写メや情報を見る事が多くなってます
人として絶対に避けなくては行けない行為で もし日本に帰化してしまえば
新たなる弊害が起きる事も予測されます
ブリード生体、野外採取生体を飼育できない環境になった場合 まずはお近くのショップで相談するのも一つの手段かと思います
また 日頃から同じ趣味を持つ仲間も見つけて置くのも大切なことと思います
最終的にどうしても飼育が譲渡できない時は自ら生体を〆焼却処分をするような事にならないように 身の丈にあった飼育をするようにしましょう

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