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貯金ゼロ・無年金・無収入!92歳超高齢父の一人暮らし〜突然認知症?!編

92歳超高齢の父は、行政のお世話になりながら今も一人暮らしをしています。
そんな父がどのような行政サービスを受けているのか、また娘の私がどのような手続きをしたのか、などなどを紹介できればと思います


まずは父の性格やエピソード、現在の状況を紹介させてください。
愚痴っぽくならないよう、気をつけなくっちゃ!

父の紹介

【性格】
・典型的な昭和の頑固じじい
・外面がよく見栄っ張り
・新しいもの好きで買い物好き&自慢、しかし家族にお金は極力使いたくない
・金遣いの荒さと浮気は数知れず
・自分の事は棚に上げ、母のことは異常に束縛(母はすでに他界)
【エピソード】
・娘の結婚式の御祝儀使いこみ。相手からの結納金はあったが、花嫁道具のような
 支度は一切してもらわず。※その年新車のランドクルーザーを購入していた。
・初孫に生まれても会いに来ず、お祝いもなし。以降、ただ一人の孫なのに誕生
 日、七五三、入学などのイベントは一度も祝ったことがない。連絡すらない。
・長年住んだ東京23区内の実家(一軒家)を売却したと事後連絡。母から引き継ぐ
 はずだった着物などは全て質に。幼少期の写真や卒アルなどは、家と共に勝手に
 解体された。
・「宝くじで100万円を当てたぞ!行きつけのスナックのママ達に30万円も小遣い
  やったから、お前には何もないけどな」と意味のない電話をわざわざよこす。
・離婚することを報告した時は何も頼っていないのに「俺は何もできねーからな、
 アテにすんなよ」と言われる。アテにすんなと言った父は自営仕事の景気が悪く
 なるとシングルマザーになった娘に「金貸してくれねーか」と電話してくる。
 
愚痴でした・・・お金のエピばかりで申し訳ないです・・・
とにかく理解不能の人、関わりたくない人でかなり疎遠でした。

ひとつだけ良いところと言ってはなんですが、
91歳6ヶ月まで仕事をしており、浮き沈みはありながら生活できる収入があった事です。

前置きが長すぎましたが、ここからが今回のテーマです!

突然認知症?!父倒れる

92歳になった数日後、父の住む都営住宅の方から娘の私に電話がありました。
一週間前、外でしゃがみ込む父を見つけて近所の人たちで介抱していたが、一週間経過しても回復しないため連絡をしたとのことでした。救急車を呼ぼうとも言ったそうですが「寝れば大丈夫だ」一点張りだったので、近所の人たちが交代で食事の世話もしてくださったそうです。

(一週間も食事の世話・・・近所の方々に感謝感謝です。)

その日に父の元へ行くと確かに今までと違う様子。
と言っても実は3年ぶりに会う父。。。疎遠なので。。。

言葉がはっきりしない、言ってることも意味不明、血圧190、立つとフラフラ。
近所の人曰く、倒れる前は言葉もはっきりしっかりしていたそうです。
近所の人たちと相談し救急車を呼ぶことに。
「救急車なんかいらない」と言ってましたが、いざ到着すると、おとなしく素直に運ばれいきました。

病院で検査を受け「しばらく入院かな」と思っていたら「お帰りください」と。
先生の説明では、血圧が高いことの他は異常がないので、自宅で薬を飲んで様子を見てください、とのこと。

家に帰ると近所の人たちは驚き「えっ?!帰ってきたの?!なんで??」
そうなりますよね 汗)。
私も途方に暮れました。。。どうするのこの人。。。
しかし誰になんと言われても、この父とは絶対絶対絶っ対!一緒には住めません。無理です。無理なんです。
といって、このまま放ってこれ以上ご近所にご迷惑をかけるわけにはいかないし、親虐待になる勇気もないし。

そんな思いを巡らせていると、近所のある一人の方が
「娘さん大丈夫よ!今日はもう薬飲ませてこのまま寝かせましょう。申し訳ないけど明日も来れる?明日今後のこと色々決めましょう、大丈夫だから。だから今日はもう帰って休んでね。」
神対応ってこのことなのでしょうか 涙)。

というわけで、早速父に薬を飲ませようとすると、
救急車のことも病院に行ったことも全て記憶なし、「薬なんかもらってない」と
騒ぎ出す。

すると先ほどの神対応の近所の方が
「あぁ、これ急激な認知症だわ。短期記憶が一気になくなったのね。」

認知症で一人暮らしなんてできるのか?!
この時の私は行政サービスの知識はゼロで、お先真っ暗でした。

読んでくださった方、ありがとうございます。
次回は、ホームヘルパーさんが来るまでを書きたいと思います。



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