#8 良い時もあるから我慢出来ていた
結婚13年間全てが辛かったわけではなく、楽しい時もありました。特に元夫は旅行が好きだったので、子供が産まれるまでの夫婦2人家族だった時も、子供が産まれて3人家族になっても、4人家族になっても、色々な土地に旅行へ行きました。
旅行は楽しいけれど、日常で私を追い詰め、私が疲弊したあと、必ず夫は人が変わったように楽しい旅行を企画し、家族サービス家族サービスと言うけれど、
旅行に行かなくていいから『普段土日に近所の公園に子供たちを連れて遊びに行ってほしい』
旅行に行かなくていいから『ちょっとご飯を作る間だけでも子供と遊んでいてほしい』
普段とのギャップが凄すぎて、心が付いていけない自分が居ることに少しずつ気付いていくのでした。
旅行行くならその時だけでも思いっきり旅行を楽しんでおけばいいって思う自分も居ましたが、
旅行から帰って、日常に戻ると、経済的DVと、監視生活、ワンオペ育児、そして、夫婦と言えど、同意の無い、夫に『しなきゃ離婚だ』と脅迫されながらのSEXが死ぬほど嫌でした。
結婚して子供を産んでオマエが醜くなったから、これをオマエに着せないと俺はSEX出来ないと言われて、いつも競泳水着を着せられるのも苦痛でした。
行為中、早く終われ!と願い、ただただされるがまま。時間の経過を目を閉じて耐えました。
終わって横でイビキをかいて寝る夫の横で、わたしは毎回泣いていました。