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離婚11☆Apr.〜最後の俺の金だ(笑)〜








いつも不安で生きてきた
アラフィフみよちです

心の病みで真っ暗だった50年


そこから一転


本質的な幸せを感じられる心を
取り戻すことが出来た


そんな私の過去のストーリー
を綴ったブログです












毎晩の様に次男に泣かれ、離婚しないでとお願いされる。仕事が終わり、家に帰ったら



私のアパートに身一つで転がり込んできて私のすべてを自分のものにしたそのズルい人



そのズルい人のボストンバッグがあった!


するとそのズルい人


俺はいつでも出ていく


子供達と離れたくないけど


親権だって俺に勝ち目はない



非常に残念だけど離れる


だから早く離婚届を出そう


え?


出ていくってお金は?



前職場から貰えるハズだった30万円が、やっと手に入った。


え!そのお金は本当は長男の入学で使う予定にしてた!


間に合わないから私の母なる母








おばちゃんに頼んで借りたお金じゃない?



おばちゃんに返すからそのお金渡して!


この金は俺の金だ!



最後の俺の金をとる気かっ!


この金は俺の引越し資金だ!


早く離婚届かけよっ!


月々9万振り込めばいいんだろう?


その代わり死んでもこの家手放すんじゃねーぞ


え?



大変だ!この人逃げるつもりだ!


公証役場に予約した


ひとり親家庭の相談窓口で、口約束だけは絶対だめ。


払ってくれなくて、困ってる人がたくさんいるからって、そうアドバイスしてくれた


とにかく書面取らなきゃ



すんなり予約も取れた


公証役場はじめて行った


私のはなしをちゃんと聞いてくれる


涙を拭いながら私なりに話をした



『あのね結婚して2人で築きあげたんだから財産は2人のものなんですよ。名義がどうであれ、離婚してなぜ
あなた様が旦那様名義のローン払って、家を維持しなければならないのですか?9万だって養育費ではなく
旦那様は自分のローンを払ってるだけじゃないですか?そしてあなた様はなんの財産もなしですか?
私の仕事は公証発行するだけ。申し訳ないけど
なんの効力もないです。こんないいかたしたら
アレですが、、、弁護士さんつけた方がいいと
私は思うんですが、、

お金がない?うーん

弁護士さんつけると言ってもものすごい金額でも
無いと思いますよ』


そう言って市の無料弁護士の日にちのチラシと法テラスのパンフレットを持たせてくれた。



この方素敵な人だった。おじさんだし、見た目はあれだったけど


まさに心が成熟した大人


私の生まれ育った一族にはいない男の人


昔の私だったら苦手だった(笑)



こうゆう人たちの

お陰で

私の様な
心が成長するのを
失敗した人が

この社会で生きて
いけるんだなーって


ありがたいと
本当に感謝だった



それでも私は早くそのズルい人から逃げたい一心だった


なんでもいいから

どうでもいいから

早く離婚したい

それだけだった



引用始まり〜

心の中は丸く収まらない

よく「丸く収める」と言うことが言われる。
確かにそれに越したことはない。


しかし「丸く収める」ということが
問題を先送りするということに過ぎない場合が多い。


悔しいことがある。
しかし相手に向かって「悔しい」ということをハッキリと言えない。
気に入らないのに気に入らないという考えを表示できない。

我慢して事を丸く収める。

その場の事態は丸く収まったけれども、折れて解決した人の心の中は丸く収まってはいない。

むしろ折れた側の人の心の中の問題は大きくなっている。

つまり悔しいという感情は大きくなっている。

相手が失礼な事をした。悔しい。抗議をしたい。
屈辱を味わった。許せない。


しかしその場を丸くするために黙っていた。
自分が折れたことで事態は平穏無事に進んだ。
そしてそれは終わった。


しかしその人の心の中は丸く収まっていない。


うつ病になるような人はそのようなことの連続であったのではないか。自分が折れることで事を丸く収めることの連続であった。


だからうつ病になるような人の周りは
いつも事は丸く収まっている。


丸く収まっていないのは本人の心の中である。
心の中では怒りや憎しみがどんどんと積み上がっている。
周囲の人がその事に気がつかないだけのことである。


丸く収めたというのは表現はよいが、実はそのとき
に丸く収めた人は周囲の人を恐れていただけではないか。

「依存と恐れ」から抗議をしなかったのではないか。

「依存と恐れ」から相手の侮辱を受け入れたのではないか。

ことに自己蔑視している人は相手の侮辱を受け入れてしまう。

しかも侮辱を侮辱と感じないで受け入れる。


それが自己蔑視の心理の本質である。


自己蔑視している人は自分を安売りしてしまう。


しかも安売りしている事には気がついていない。


そこで周りにはタチの悪い人ばかりが集まる。
〜引用終わり〜
自立と依存の心理  加藤諦三






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